感情
黒対白華
痛み
「君に嫌われたくない」
ただそれだけのために自分の感情を抑える仮面を付けた
好きで好きで仕方ないけど
私の心から溢れ出そうとする激情は
私に抑えることはできなくて
自らの体に傷として何とか誤魔化してきた
激情がある時は傷があろうと動いて
痛みを感じて泣きそうなぐらい痛くても
笑顔で動いた
だけど、そんな日々もそろそろ限界が来てるのを私は理解してる
無理をさせ続けた体は
もうどうにも誤魔化しが聞かないほどボロボロで
嘘をつき続けた心は
嫌われたくないからという意識以外はほぼ本能のままに暴れようとしている
だから、1度だけでもいい
仮面を外した私と向き合って
嫌われたくないが故に
反論も怒りも押さえ込んだ馬鹿な私と
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