かっこいいあの人
@kotokoto0309
第1話
琴「もう3年生か〜早いね」
未「ほんと早いよね〜。もう卒業だよ!」
私は友達の川上未来とクラスでそんなたわいもない話をしていた。私たちのクラスは3年間クラス替えがなくずっとメンバーも変わらなかったため、仲が良かったしかし私には2年の頃から話せなくなってしまった人がいた。彼の名前は永瀬天翔。遡ること2年前
〜2年前の文化祭〜
琴「この風船どこに貼ったらいい?」
男「ドアの上の窓とかでいいしんじゃない?机とか借りて貼っといてよ!」
琴「了解!よいしょっと…」
私が机を置いて登ろうとした時、
天「変わるよ。流石に女子にやらせる訳には行かないし。危ないから下がっときな」
琴「わかったありがとう!一応机押さえとくね!」
それが私と彼の初めての会話だった。
そこから少しづつ仲良くなり席も近くなったりして、段々と話すようになった。
席替えをして真逆の席になった時でも、彼が私の席の近くに来て話しかけてくれることもあった。そして少しづつ私は彼のことが気になり始めていた。
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