第2話全てのはじまり

僕は駅に向かいながら、昨日徹夜でゲームをしたことを後悔しながらダッシュしていた。


あーもー、最後のルート複雑すぎるよー。と心の中で愚痴りながら駅が見えはじめた。


ってなにか同じ制服の女の子が、がらの悪そうな人たちにからまれていた。


うわーめちゃくちゃ怖そうな人達だなーと、目があっただけで、めちゃくちゃなことを言ってきそうな人たちだとおもった。


めんどくさいことにならんように、そそくさと隣を過ぎ去ろうとした時ふいに、女の子と目があってその子の目には涙が溜まっているのがみえてしまった。


あの子下向いて足ふるえてるよ。

どうしよー。なんとかしてあげないとと、僕は出来るだけの勇気を出してその場で叫んだ


「おい!女の子が怖がってるからやめろよ。」


なんだなんだとガラの悪い不良たちが1人1人とこちらをみて睨んできた。


こわ〜なんかその中の1人がこっちにきてる。

どーしよー。


「なんだお前?喧嘩うってんのか?」と、すごい睨まれながら言ってきた


だがさっき出来るだけ大声で言ったおかげか、人があつまってきてる。


「あーもうしらけてきた。おい!お前ら行くぞ。」

と言いながら、不良たちは人が集まり出したのが面倒だったのか、すぐさまどこかえいってしまった。

僕もややこしいのはごめんだと思い、すぐに駅構内にダッシュしていた。


ダッシュしていたので気づかなかったが、助けられた女の子は翔平のことをずっと目でおっていた。


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