第11話 vs.伯爵家

今俺は、走っている。

それも街に被害が出そうなスピードでだ。

理由は簡単ミリアを助けるため。


そして走っていたらいつの間にか屋敷についていた。俺は、屋敷の兵士達を殺気で気絶させながらミリアの場所を探していった。


「ん?」


そこで俺は気になる紙を見つけた。

あの嫡男の物だった。


「あのミリアとか言う平民、神童とか言われて腹が立つ奴隷として売った時は嬉しかった。だが今考えてみれば兵士にした方が良かったかもしれない。いや待てよ。前のお小遣いで買ってしまった方が良いんじゃないか?魔術師にもできるしかなりの美少女だから愛玩道具としても使える。最高じゃないか。」


「…」


この時俺は絶句しそして怒りが湧いてきた。

俺は決めたあのクズは、この世界にいちゃいけない存在だと。そして殺すことを。

………………………………………

………………………………

………………………

…………………

……………

そして探し続けること30分俺はクズを見つけたクズのそばで醜く笑っているクズの家族達とそばで兵士に脅され魔方陣を出しているミドロ、そしてその魔方陣の方に向かって歩いているミリアがいた。


そのとき怒りがさらに湧いてきたそして怒りが爆発した


俺はいつの間にか魔方陣を地面ごと破壊していた。そして俺は伯爵家一家を気絶させて犯罪奴隷としてミドロに売った。


「ありがとう」


ミリアが呟いた俺は初めて聞いたミリアの言葉なぜか涙が出てきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る