早う死ぬことに誰かがよく、文句を垂れる時がある。

私が死んで、なにが悪い?死という言葉を使うには、恐らくお前は生きることすらしていなじゃないか。と苦情がくるか?

心という曖昧で揺らぎやすいものは、嫌いだが、人間と生きている上では、無くそうとするたびに自分に来る反動に耐えられなくなるの。

どうしょうもねぇ事ダァ、受け止めることしか出来ねぇ。

自らを追い込んでいると錯覚しているには、何か理由があるの?自ずと見えてくるという聖人が言う真言が私にとっては虚言と冗談の塊に見える。

でも、これらの感情の根幹にあるのは、ある種の失望と妥協の出来なさがあるのか?

支えを保つため、いや、まて、そうのなのかも、でも、受け止めるってどうするんだ。

己の快楽主義に身を任せると崩壊するのは目に見える。

過去にあった吐口は、どこに?

心臓の鼓動が今日は妙に体に響く。

未熟なはずだったものは、もっと醜く歪んでしまった。のかも知れない。他者から

すれば取るに足らぬことばかり。

お前はなにをしたんだ。

しかし、劣等感はない。そもそも何故心の支えになり得たものに劣等感を覚えられようか。いや、それは無理というものかも知れん。失礼だ。

恐らく、口約束でさえも破られたら、恨みが募る。

涙を堪えているのか、本当に出ないのか。早数年。欠伸とか反射でしか涙が出なくなった。

感情を放出できる吐口がなくなってしまっているにはなんとも。

涙はどう流せばいいのだ。失望で流せるものかと思えば、すぐ引きこもりやがる。

何か面白いことが起きないかな。という言葉にも意味を持たせることもなくなってきたのかも。

味のしなくなったガムみたいに、暗く澱み切った感情も吐き捨てられればと、空気を含んで吐き出すが、意味はなかった。

分割でもすればいいのか。

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白い広葉樹 クラウドストーリー代理 @kkkkkkkkkkkkk

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