1.出会い
プレイ歴としては二年半だが、FGOという存在はサービス開始時から知ってはいた。
高校時代、当時付き合っていた人がFGOをプレイしているのを横目で見ていた。
あの頃は、最低保証で鯖が確定されておらず、しかも石30個で11連が引けない時代である。
私のFGOに対する第一印象は「ハマったら駄目なゲーム」である。
当時からスクフェス(ラブライブのリズムゲーム)やパズドラなどソシャゲ自体は遊んでいたものの、学生ということもあり課金が必須と思えたFGOには乗り気がしなかったのだ。
これが私とFGOの最初の出会い、否すれ違いである。
今現在、初期の配布鯖が入手できない現状を鑑みて、もっと前から始めていればよかった……と後悔してはいる。まあ、どうにもできないし、なにより今の弊カルデアに資金援助し過ぎた為、手放すことは大変惜しい。
では、何故結局FGOをプレイしているのかというと、友人のプレゼンテーションを受けたからだ。
Twitterでの友人である一人と作業通話をしていた際、何となく「最近FGOが気になっている」と話してみた所、相当なプレイヤーだったようで鯖一覧を見せてもらい、見た目の気になるキャラを指定して、プレゼンしてもらったのである。
私はそこで運命的な出会いをする
アルジュナくんだ────
詳しくは別章を用意する予定なので今は省くが、あの日あの時あの場所で彼に会えなかったら、私はいつまでもFGOはハマってはいけない底なし沼、青天井の危険なソシャゲだと信じていただろう。
私は気付いたら口にしていた
「この、褐色の男性は……どのような人なのでしょうか……?」
と──
友人は「彼は愛が重いです!」そう答えた。
愛が重い?上等だ。昔から私はガチ恋限界夢女になりがちな人間の為、推しからの激重感情はむしろ有難い。速攻で推し鯖入り確定である。
その他にもシナリオが良いとか、プーサー(アーサー・ペンドラゴン[プロトタイプ])や坂本龍馬などのイケメン鯖を紹介してもらい、気が付けばそのままFGOをインストールしていた。
これが、五年前ハマってはいけないと自分に枷をかけたはずが、三年後昼夜逆転するほど生活を狂わせるゲームと出会ってしまった始まりである。
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