第2話 私の執着した内容について

私の執着した内容について


1. そもそも、執着する事が生きる動機だった。

私にとって、ネットの世界に没頭して生活することは家庭内に対して幻滅

していたのと、自身の無力さを思い知ってからのことでした。


2. 両親ともあまり良い関係とは言えず・・・

私はずっと実家暮らしをしているため、両親とは仲が良いのだろう?と思

われる方も中にはいらっしゃるのも実情です。

しかし、考え方、感覚やらで基本的にすれ違いが多かった事は私の過ごし

た過去を見ても明らかであり、あまり関係が良好とは言いづらい一面もあ

ったと思います。


3. 両親との関係性=外の世界

両親に愛情がないわけでは無かったのだとは思いますが、すれ違いの多さ

に私が愛情を感じられない事が一つの理由であり、同性、異性との関係性

を築くのが困難ではないかと長年悩み続けてきました。

結局のところ、外の人間関係は家庭が基盤となっており家庭がうまくいか

ないと、外の世界でもより良い関係性を築くことが出来ないのです。


4. 子供は親に愛されたい、認められたい

両親は決して私を認めないわけでも受け入れわけでもなかったはずです

が、すれ違いの多さの原因で誰かとの関係性を築くことが困難に覚えたの

は言うまでもありません。

ただ子供の多くは、親から愛されたという実感が欲しいのです。

そして、認められたいのです。

多くの子供にとって、認めてもらえることで自分の生き方に自信を持つこ

とが出来るようになるのは言うまでもありません。


5. 両親との関係性が子供の人生の基盤をつくる

家庭だけがすべてではないとしても、家庭環境が一人の人生の基盤になる

と想定すると、家庭での関係性に問題があった人は他の対人関係でも問題

を抱えがちになるリスクが少なからずあります。


6. ニート、フリーターの長期化であらゆる可能性が消えていく

まず、何が正しいとか正解という議論は無意味です。

ただ、両親との関係性=他人との距離という視点は私が感じる限りでは確

かではないかと思うのです。

やはり、父との関係性が良いと外の世界に対しても積極的にアプローチが

出来るし、挑戦的な可能性が増えるわけです。逆に母との関係性が良いと、自分を肯定することが出来るため仮に失敗し

ても次に進むことが出来るからです。


7. そもそも執着した意味って?

結局、私は両親から認められたり受け入れられた経験があまりありません

でした。

その結果、何かを極端に集めてみたりコレクションしてみたりで両親から

認められることに必死だったのかもしれません。

あとは、母との関係性にも問題があったことで、熟れた女性を好きになり

やすかったり等の特徴はあったかと思います。

結局は、母との関係性満たされなかったものを代理的に欲求として求めて

いる事から熟れた女性を求めていた可能性の方が私の視点では確かです。


8. 執着しないと生きていけなかった

根本的に愛されたという実感を長期に渡り持つことが出来ませんでした。

その結果、賞賛されることに執着するとか、そんな見栄っ張りな一面で自

分を保っていたような気がします。

ホントは、そんなことをしても無意味でも自分自身がそれを許す事が出来

ませんでした。

常に虚無感が私を襲い、常に動くことが自分を保つ方法でした。


9. もし、あなたが私と近しい立場だったら・・・

まずは、自分は両親から認められたい、凄いねって言われたいという自分

の姿を想像して自分の欲求を認める。

最終的に、自分の考え方が合う人と接することで本来の自分の姿に自信を

持つことです。

性格はそうそう変わりませんし、その人の特性というのもなかなか変化が

難しい面があります。

そのためにも、まずは自分はこうしてほしかったのか・・・って認めるこ

とで次のスタイルが決まっていきます。


10.執着自体は悪いことではない

私はまるで執着は悪いことのような書き方をしてしまっているが執着その

ものが悪いわけではありません。

どうしてもそれに取り組むことで達成しないといけないときには執着とい

う性質はとても役立つし、良いメリットも存在するわけです。


11.自己肯定感情のメリット・デメリット

前向きに考えることはいいことですが、切り替えが早いことで客観的には

飽きっぽい性質も考えられます。

ネガティブだからこそ、最悪の事態を防げる場合もあるのです

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