「平凡」な人達に贈る、応援歌のようなラブコメ

自己肯定感の低さ、自分を卑下する癖って根が深いんですよね。
一度負のループに陥ると、自分で悪い方悪い方に考えてしまって抜け出せなくなる。
望外の幸運が訪れても、自分には分不相応だ、長くは続かない、という考えがどうしてもよぎってしまう。

全てが全て一足飛びにうまくはいかない。いくら自分を変えようと決意したところで、長年染み付いた性格を変える事はそう簡単なことではない。

それでも、出来る事から一つ一つ、西沢さんに見合う男になろうと努力する佐々木君の姿は純粋に応援したくなります。

取り柄のない人間などいない。
それに気付いていないだけで。
西沢さんが、佐々木君自身も気付いていなかった「それ」に気付いてくれたように。

学園のアイドルとの出会いが気弱な少年にどのような変化をもたらすか。ぜひ見届けてみてください。