2018年9月30日は、『岸辺のアルバム』の最終回の話の状況であった…

21世紀に入ってから21年目になるけど、その辺りからヒンパンに災害が発生するようになったのはご存じでしょうか?


2001年3月24日に芸予地震が発生した時を筆頭に、四国地方は毎年のように災害に見舞われている。


2004年夏ごろは、西日本に相次いで台風が接近上陸することがつづいた。


この時、愛媛県のあちらこちらで風水害による被害が多発した。


その年の秋に新潟県中越地震、暮れにスマトラ沖大地震が発生した。


2008年には、岩手宮城内陸地震が発生した。


2010年には、平成のチリ津波が発生した。


2011年は、カンタベリー大地震・東日本大震災・新潟福島豪雨・9月豪雨(台風接近時に近畿地方南部の山沿いで豪雨災害が発生した)


2013年に気象特別警報の運用が始まったが、その時から特別警報級の大雨がヒンパンに降るようになった。


2014年には、木曽の御嶽(おんたけ)さんが大噴火を起こした。


2015年に、鬼怒川の大氾らんによって、下流域の茨城県側で大規模な洪水が発生した。


2016年には、熊本地震が発生した。


この年、台風は西日本ではなくめったに台風が来ない北日本へ来襲した。


それによって、東北北部で大規模な被害が多発した。


2017年は、九州北部豪雨で福岡県筑後地方と大分県西部の山沿いの地域が大規模な被害を受けた。


同じ年の9月18日に西日本に接近してきた台風で、重信川の堤防が決壊する危機にさらされた。


ヘタすれば、流域の出合地区が水没するおそれがあった。


2018年夏、あの西日本豪雨に見舞われた。


あれは、7月6日だったとの夜遅くだったと思う。


その日17時頃、九州北部に大雨特別警報が発令された…


19時過ぎに中国地方に大雨特別警報が発令された。


その2時間後に、よりし烈な雨音が降りしきった。


水圧でぺちゃんこにつぶされるレベルの豪雨だったので、もしかしたら市街地が水没するのではないかと思った。


翌朝、野村ダム(西予市)で緊急操作が行われたことによって、西予市と大洲市で大規模な洪水が発生した。


7月8日の明け方に、四国地方に大雨特別警報が発令された。


この時、宇和島市吉田町で大規模な洪水が発生した。


それから2~3日後に、四国地方の梅雨が明けた。


豪雨の被害は、西日本一帯から東海地方にまで及んだ。


あの時、ホンマに人生が終わるのかと思ったね…


それから2ヶ月後の9月4日に、台風21号が西日本に接近した。


関西国際空港が高潮で水没した。


同時に、流されたタンカーによって連絡橋が破損した事故もあった。


大阪府下で、暴風による被害が多発した。


ぼくは、この時の様子を夕方のNHK総合テレビの『シブ5時』で見たので、背筋が凍った。


1991年の台風19号災害の時に、愛媛県で大規模な被害が出た時を思い出したからよけこわかった…


その後、北海道胆振東部地震の恐怖をテレビで見たので『次は、わが身かもしれん…』と思ったね。


それが、9月21日に発生した台風24号である。


名称はチャーミー台風…


名称はかわいいけど、カテゴリー5の凶暴な台風だった。


『イーエブリスタ』の『乳房星CR』・『無料で読める大人のケータイ官能小説』の『乳房星(再リフォーム版)』・『ベリーズカフェ』の『乳房星・ドラマノベル』・『アルファポリス』と『カクヨム』の『乳房星(たらちねぼし)』の【銀河伝説】と【銀河伝説・その2】に台風24号が発生した時のことが描かれている。


話を変えるけど、台風24号が四国地方に接近した2018年9月30日は家にいた。


朝からテレビをつけてNHK総合テレビの台風情報を見ていた。


昼前に、台風の中心が足摺岬の沖に来たときから不安が増幅した。


15時頃に、台風の中心が室戸岬沖に到達した時点でヤバイと感じた。


その時に、玉川ダムで緊急操作が行われると言うテロップが表示された。


ヘタすれば、西日本豪雨のような浸水の被害が出る…


この時、避難準備を始めた。


警戒レベル3の情報が出た時に、早期に避難した。


ぼくはこの時、仕事道具を持って今治国際ホテルへ避難した。


避難した後、最上階のラウンジレストランにいて、そこから状況を注視した。


もしかしたら、蒼社川が氾らんするかもしれない…


あの様子では、緊急操作が確実に行われるかもしれない…


そんな時、ぼくは1977年に山陽放送で金曜日22時から放送しよった『岸辺のアルバム』の最終回を思い出した。


山田太一先生の脚本の辛口ホームドラマであった。


主人公の家族は、八千草薫さんと中田喜子さんと国広富之さんと杉浦直樹さんの4人であった。


最終回に至るまでの14回の話は、家庭内で抱えている深刻な問題が描かれていた。


最終回は、多摩川洪水が発生した日のことが描かれていた。

(ドラマは、実際に多摩川流域で発生した大規模洪水のことが描かれている)


『岸辺のアルバム』のドラマの4人家族は、あの日どんな想いでわが家の最期を見届けたのか…


し烈な暴風雨にさらされている今治市内を見つめながら、『岸辺のアルバム』の最終回のシーンを思った。


家族4人は、家族の思い出が詰まったアルバムを取り出した。


そして、避難する前に長女と長男が家のそれぞれの部屋に『さよなら』…とあいさつした。


家族は、その後家から離れた。


それから数分後…


わが家は、濁流に流された。


ドラマの一番最後で、一家4人が壊れた家の屋根にこしかけて話しているシーンがあった。


4人家族は『命が助かったことに感謝して、生きて行こう…』と話し合った。


話を戻す。


ぼくは、西日本豪雨を機に気象庁のホームページを見るようになった。


特に、早期注意情報はものすごく気になる…


いつ、大雨警報が発令されるかもしれないので、その時に備えて見ている。


自分が暮らしている地域のハザードマップを開いて避難所がどこにあるのかを確認したり、ふだんの散歩で避難経路を歩いて確かめるなど…確認をとりましょう。


特別警報が発令されたはもう手遅れだと思ってほしい…


早期に避難する(警戒レベル3の高齢者など避難開始・避難準備の時を言う)ことで命が助かります。


(避難指示が出た時に、避難所が満杯になることがある)


周囲の状況が悪化したら一巻の終わりや。

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