ぼくにとって、理想の家族像とはなんだろうか?

モバゲーのニュースで、『適当にあしらわれている?ちょっともめるとすぐに『ごめん』とあやまるパートナーに腹が立ちます』と言うコラムがあったので、読んでみた。


問題のパートナーは、心底からカノジョにあやまっていないので激怒コメントを書き込んだ。


『恋愛』『結婚』『夫婦』などの深刻なコラムを読むたびにぼくは『なんで自分のカノジョ(または嫁はん)を大事にせんのぞぉ~』と言いたくなる…


そんなにイヤなら、カノジョ作るな(または嫁はんもらうな)!!…とおらばせてもらう。


今回の事案を生んだ深い闇は、やはり家庭の問題にある。


これには、きちんとしたワケがある。


ちょっともめるとすぐに『ごめん』と言うパートナーの両親が夫婦ゲンカをくり返すなど夫婦仲が悪い…


あるいは、母親が父方の祖母と嫁姑間の怒鳴り合いをくり返す…


相談者本人も、血を分けた親きょうだいたちに今の気持ちを言えずに苦しんでいる。


なのに、肝心な親きょうだいが無関心である。


…など、いろんなことが考えられる。


はたして、理想の家族とはなんだろうか?


どんなに恋愛が順調でも、親きょうだいたちとの関係が悪ければ、せっかく育んだ愛はあっけなく壊れてしまうねん…


話を変えるけど、『リコカツ』以外のドラマやアニメーションでも理想の家族像とはなんだろうかと思いたくなる事案はたくさんある。


その中で、2021年5月24日にBSフジで16時から放送されたドラマで、佐木隆三先生の原作の小説がベースの『幸福の誤算』について話をする。


主演は、片平なぎささんである。


家族は、ヒロインと夫(石丸謙二郎さん・CMで『ラッパのマークのセイロガン』といよったおっちゃんと言えば分かる)と小6の長男と低学年くらいの長女の4人である。


ヒロインは、長男に一流の人生を歩ませたい一心でオジュケンに取り組んだ。


しかし、つぎからつぎへと誤算が生じた。


夫婦仲が険悪になった…


ヒロインに借金があったことが原因で、局面が悪化した。


そして、ヒロインは夫と子供ふたりを残して家出した…


その後、どうなったのかは分からない…


似たような事案は、2011年4月期開始のテレビ愛媛ドラマで、火曜日21時からしよった『名前をなくした女神』にある。


主演は、杏ちゃん(渡辺謙さんの娘さん)…


共演は、つるの剛士さん(ヘキサゴン芸能人羞恥心)・木村佳乃さん・尾野真千子さん・倉科カナちゃんなど…


…だった。


公団住宅で暮らすママ友たちのジレンマとママ友間で生じた深刻なトラブルなどが描かれていた。


その中で、オジュケンに夢中になっていたママがいた。(だれが演じていたのかおぼえていないけど…)


合格すれば、幼稚園から大学まで18年間(4歳から22歳くらいまで)受験勉強する必要がないから、わが子に一流幼稚園合格を強要した。


しかし、結果は惨敗だった…


オジュケンに失敗したので、子役タレントにさせよう…


ドロ沼になるまでいじりまわされたお子さんは、たまったもんじゃおまへん。


それが原因で、家族間の関係が大きく壊れた。


なのに、まだ悪あがきをするキャラクターもおるけん、どうしようもないドアホや…


あの人気アニメーションにも、家族と不仲になっているキャラクターがおった…


『新世紀エヴァンゲリオン』(ガイナックス)の主人公・碇シンジは、ちいちゃい時父親の親類の家に預けられた…シンジは父親だけではなく、親類の家の人たちとも不仲であった…その状態を抱えたまま、エヴァンゲリオンのパイロットになった。


もう一つの事案は、2022年で誕生40年目を迎える『超時空要塞マクロス』(毎日放送・スタジオぬえなどの制作)にある。


地球統合軍の職業軍人・早瀬美沙も、父親と不仲であった。


たしか、第27話『愛は流れる』の話だったと思う。


ボトルザー(異星人)からジュウタン攻撃を受けた地球で、早瀬美沙は必死になって助けを呼びかけた。


その際に、父親である提督と最後の会話をした。


その際中に、大規模な爆発に巻き込まれて父親が死亡した。


この時、父親はわがむすめにわびたいことを伝えようとしていた。


それも叶わなかった…


美沙は、し烈な叫び声をあげて泣きさけんだ。


さて、ふたつあげた事案に共通することはなんだと思いますか?


その答えは、母親の死にあった。


早瀬美沙の母親が亡くなったくわしいイキサツは分からないが、病死だったと思う。


碇シンジの母親・碇ユイは、言うまでもなく実験中の事故で亡くなった…それも、幼いシンジが見ている前で亡くなった。


2013年夏ごろに、南海放送テレビで水曜日22時からしよった満島ひかりちゃんが主演のドラマ『ウーマン』と『ウーマン』のドラマが基で1987年の花王愛の劇場の『さよならママ』(こちらは平淑恵さんが主演)のふたつは、不治の病におかされた母親と幼い子どもたちの葛藤が描かれていた。


1992年1月末頃の木曜日に南海放送で21時にしよった木曜ゴールデンの『ママに別れのラブソングを…』では、夫に引き取られる子どもたちと母親の悲しみが描かれていた…


他にも、アニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』『さらば宇宙戦艦ヤマト』『ヤマトよ永遠に…』…


映画では、『マザー』(2020年・スターサンズ・長澤まさみちゃんが主演の映画)『パラサイト』(韓国映画)『岬の兄妹』『やくざと家族』(スターサンズ)『哀愁しんでれら』(渡部亮平監督脚本・土屋太鳳ちゃんが主演の映画)など…


理想の家族像とはなんだろうかと考えたくなる作品はたくさんある。


これ以上話すと長々となるので、ここで筆を置く。

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