『人がしよるけんお前もせえ』なんてムジュンしとるわ…
モバゲーのニュースの『結婚』や『恋愛』のカテゴリーのコラムで、ぼくは反発コメントを多く書いた。
これには、きちんとしたワケがある。
話は、今から13年前の2008年10月5日頃であった。
ぼくはこの日、西条市の総合文化会館で開かれていたカラオケ発表会(西条市内のカラオケ喫茶主催の発表会であった)に行った。
新居浜のカラオケ喫茶に通っていた時の知人の男性が出場していたので歌を聴くために行った。
その時に、西条市内在住の新婚さんのご夫婦がステージの上で仲良くデュエットしていた。
それを見ていた知人の男性は、ぼくに『お前もアレくらいの嫁もらえ』とワケのわからんこといよった。
それ言われたぼくは『なんやねんトートツに…それはどう言う意味ぞ…』と思ってムッとしたわ…
…と言うか、知人の男性が言うた意味がまったく分からんかった。
この当時、ぼくは36歳11ヶ月でまだ未婚だった。
その当時、好きなコ作ってすてきな恋をしたいとは思ったけど、気持ちが恋に向いていなかった。
だから、今も嫁はんはおらん…
話は、その9年前にバックする。
1999年に、電撃コミックガオ(メディアワークス(角川書店グループ)・コミック雑誌)にアニメ『銀河お嬢様伝説ユナ』のヒロインキャラのお部屋のコーナーがあって、その中にあるお悩み相談室のコーナーにハガキを送った。
周りの人たちが恋愛や結婚の話をしているのを聞いて、いらだちがつのる…30歳までに恋を始めたいけど、つまづきそうだ…どうすればいい…
このようにハガキに書いて、電撃コミックガオの読者コーナーあてに送った。
(どのような返事が来たのかはおぼえてないけど…)
その時は、27だった。
その当時、ぼくは建材屋で働いていた。
けど、ぼくの年齢に近い人はひとりもいなかった。
ほやけん、結婚相手に出会う機会に恵まれなかった。
しかし、その時も気持ちが恋に向いていなかった。
そのような原因は、1990年頃にあった。
当時、18歳か19歳…
建材屋は、スイセン入試で入った私立高校をやめてすぐに入った。
1990年の何月の日曜日にしていた番組であったのかおぼえてないけど、RNC(西日本放送)で放送されていた5分番組だったと思う。
番組は、若者たちの習い事の紹介番組だった。
香水作りに英会話などが紹介された。
それを見ていたテテオヤがあつかましい表情でぼくの後ろ姿をにらみつけた。
この時ぼくは、テテオヤににらまれたのか分からなかった。
その当時のぼくは、家と建材屋の往復だけで休日はビデオ鑑賞かファミコンスーファミをするだけの暮らしを送っていた。
テテオヤは『なんでお前は、他のコたちと違うことをしよんぞ…』と思って、ぼくに他のコたちと同じことしろと求めた。
けれど、ぼくはできんかった。
それから30年以上が経過したが、恋人を作って結婚したいと言う気持ちは頭にない…
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