🍊オレンジ色のROMANCE

ルミン

第1話 中村大吾との出会い。

中村大吾16歳

4月5日某難関高校の入学式でカノジョに会った。



俺は成績優秀SSクラス。

由緒ある私立高校、有名な進学校だ。


当然トップが新入生挨拶をやる‼

大勢いる体育館は、大きな松の盆栽飾られ春の花々が生けられている

ああ、入学式って感じだなぁ。


しかし…

さっきからずーっと卒業式でも

ないのに、隣で号泣してる女子がいる。why!?

シクシク シクシク


黒い大きな瞳から、ポロッポロ涙を流している。


「君?どうしたの?、

何があった?」


と聞いてみたら.....

俺をしっかりと睨み付け、また泣きだした?


「わ、わだじがぁぁぁよびだがっ

だぁ~」


ドギマギしながら聞いてみた。

「君‼新入生挨拶読みたかったの?」


彼女は、「ウンウン。」と頷いた。そして俯きながら囁くように

嘆く💦

「そう、それだけのために、そのために辛い受験勉強頑張った

.....のに‼


映画も、コンサートも、行きたい

けど行かなかったのに””い( ɵ̷̥̥᷄﹏ɵ̷̥̥᷅ )。


な、なんでぇー

なんでぇー新入生挨拶できない

の”ぉ~」うわーん😭💦



俺は正直読んでも読まなくても良かった。何も知らなかったから


「 ごめん。

ごめんな‼」

と謝った。


彼女を慰める為に思いついた提案をする。


「じゃあ、3年後の卒業式には、君が

挨拶を読めばいい。」気休めに言ったんだけど


٩( >̶̥̥̥᷄♦<̶̥̥̥᷅ )۶と泣いていた彼女は

‪( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )「ホント?」ピタリと泣き止んだ・・・


「お‼おおう、ホントホント‼」そう言いながら大吾は、ハンカチを手渡した。そんな会話がオレの彼女愛海舞香との出会いだった。



その日から答辞を読む読ませるが俺達の目標になった。



俺達が1位、2位をキープしなければ舞香の夢は、叶わない。



自分の夢より、責任が大きくて朝課外、昼弁の後昼勉‼


学校が終わると、俺は部活(バスケ)舞香は、真っ直ぐ帰っていった。


俺の身長は、182、舞香は1572人で歩くとアンバランス


入学式の日から部活が休みの日は、と言っても試験前の1週間しか

無いが、部活人間にとっては

パラダイス。


その期間はずーっと一緒に、過ご

した。成績はいつも1位、2位2人で

キープしていた。いちに、いちに、いちに、いちに、って具合に


付き合って3ヶ月がすぎた頃舞香が、いきなり弁当作って来た。


クラス全員の目が俺の机に乗せられた、憧れのカノ弁に興味津々。SSと言ってもガリ勉ばかりじやない。


イケメンクラスでもある。女タラシもいれば、オタクも居るしメンヘラも、ヤンキーもいる。


勉強ができる事を除けばどこにでもあるクラスだ。


「ねえ‼早く食べてみて

朝早く作ったんだから。」


パカッと空けたカノベン・・・は?

「う、うえっ」

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