03 ドルオタ袴田のブログ4月30日

新時代の逸材発見!

20xx年04月30日


 埼玉所沢で行われたアイドルフェス「トコロ・レインボー6」に参戦して参りました。私の推しは出ていませんでしたが、チケットも余っていたということで新規開拓も含めて行ってきた次第です。

 ポポリン5は相変わらず元気というか、うるさかったです(笑)エンジェルピースの揃ったダンスは芸術的でしたし、デデデ組はパワフルで大迫力。知名度では大手には敵いませんが、やはりどのグループも実力派揃い!推しが出ていなくても、アイドルフェスとは楽しいものです。

 むしろ推しがいないからこそ気楽に見られるというか……(笑)


 肝心の新規開拓ですが……結論から言いますと、いました!とんでもない新人!Twitterでも騒がれていましたが『深泉彩音』高校一年。今回がデビューライブということでしたが、全く緊張を感じさせない圧倒的なパフォーマンスでしたね。

 他の参加者は少なくとも4人以上のグループなのに対して、深泉彩音は一人で活動。90年代はソロアイドルがまだちらほらいましたが、最近はさっぱり見なくなりました。

 グループだと、誰か一人を気に入ってくれるとグループ全体を推してくれますから、運営側としても失敗するリスクが抑えられるというメリットがあります。他にもメンバー内の関係性が魅力的だったり、歌かダンスのどちらかが苦手でも他のメンバーがカバーしてくれたり、都合の良いことがたくさんです。

 ですがソロだとそうはいきません。ダンスが苦手ならそれまでですし、キャラクターが合わなければ推してくれることはありません。

 グループアイドルが流行しているにはやはり理由があるのです。そんな中、群雄割拠のアイドル業界に一人で切り込むのがこの深泉彩音です。


 彼女のパフォーマンスは、言うなれば唯我独尊。

 ファンサしてなんぼ、MCが上手くてはなんぼのアイドル業界です。が、彼女はどちらかというと口下手なのでしょうか、自己紹介もそこそこに歌に入ります。クールで澄ました表情。これで実力が伴っていなければ、愛想のない子で終わりなのですが、彼女は違います。歌に入ってもファンサはありません。ただ歌って踊るだけ。彼女の目に我々ファンは映っているのか?とも思うパフォーマンスです。

 しかしです。彼女から放たれる圧倒的なオーラは、見る者の心を奪い去ります。ペンライトを振る手も止まり、ただ「俺たちは、凄い物を見せられているんじゃないだろうか」という気にさせてくれます。

 新しいスターの誕生に立ち会っているという興奮が、会場全体を包んでいくのが分かります。

 パワフル?ちょっと違います。キレが良い?ちょっと違います。正直、私は歌やダンスは素人ですので、上手く論評をする自信がありません。ただ凄いんです。こればっかりは見てもらわなければ理解できないと思います。

 ただ、私の言っていることが間違っていないのは、他のみなさんの感想を聞けば分かると思います。


 どんな時代、業界でも、本物の天才は流行に反して我が道を行き、新たな流行を生み出すものです。

 私は、深泉彩音にその可能性を見ました。あれは本物だ。




・個人的な話

また月曜日がやってくる。推しのためだけに働く日々。

嫌なハゲ上司はガミガミウルサいし、先輩のちくちく言葉はストレスでしかない。最低限だけはやってるんだからもう話しかけないでほしい。

母親も結婚がどうとか聞いてくる。俺に出来ると思うのか?家を出たいが、一人暮らしにかかる費用は馬鹿にならない。そんな金があるなら推しに使う!




コメントを書く      コメント(2件)

カテゴリ:イベント



コメント


1.ななしのドルオタ 20xx年4月30日 9:11

わかる。あの子は天才。


2.ドレビン     20xx年4月30日 22:07

凄すぎますよね。自分もとてつもない可能性を感じました。

いや、既に完成しているか?

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