第3話 パートナー
日常の事が幸せ
なんで、みんなその事に気がつかないのかな。
パートナーと離れている時も、
「今ごろ何してるかな」
って考える。
お散歩、読書、お洗濯、お料理、
温かい日差し、穏やかな天気、
夕陽や虹
それだけで、十分幸せ。
特別な場所、特別なものなんていらない。
パートナーがそばにいて、私の視界に入るだけで、オキシトシンが分泌される。
昔からずっとそうだった。
その時々のパートナーは、私のそんな気持ちを分かってくれなかった。
私からしたら、とても多くのものを望んでいるように思えた。
どうして何気ない日常で満足出来ないの?
一人でいたあの頃の寂しさを忘れてしまったの?
パートナーがいれば、他には何もいらないって考えは、歳をとるごとに強くなりました。
物欲がなくなってきたし、自分の限界も知りましたし、沢山辛い思いをしてきたから。
だから、いま、私はパートナーに会いたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます