第2話 読書

普段の生活の中で読書をする習慣をつけていても、私の場合は、だいたい3日に一冊が限界。


月に10冊。年間で120冊。10年で1200冊。

一生で、約1万冊しか読めない。


世の中には数えきれない本がある。

その中から、自分が好きなものを選ぶ。

時間を無駄にはしたくない。

読者側の視点からすれば、そう考える。

時間もお金も有限だから。


面白い本、楽しい本、感動して涙が出てしてしまう本、優しい本、美しい言葉の羅列。


それらは、私を癒してくれる。

私はどんどん忘れていく。

感動も、苦しみも。


だから、本当に忘れたくないものだけ、残します。

自分が一生のうちに再読するかしないかが、私が自宅に本を残す基準。

そうしないと、本で部屋が一杯になってしまうから。


私は、本を読んで、自分がその本から学んだことをアウトプットして初めて意味があるのだと思います。

ただ、読み流すだけではなく、

あー面白かった。だけでなく、

言葉や文章で学んだ事を表現して、

初めて自分の中に取り込んだことになると思います。


私は後輩達に読書を進めます。


読む事で、集中力がついたり、読解力がついたり、想像力がついたり、論理的思考力がついたり、表現力がついたり、良いことばかりです。

何よりいいことは、作者の考える人生を擬似的に体験出来ること。

物語の主人公と自分の人生を照らし合わせて、共通部分を見つけて、感情移入する。

自分を客観視することができる。


現代人はテレビも見ないで、ネットばかり。

ゲームや映像は溢れています。

その中で、読書をする人はどんどん減っています。


ひと昔前は、電車に乗れば、新聞を読んだり、読書をしている人が沢山いたのに、今はみんなスマホ。


スマホが悪いなんて思わないけど、

人間の想像力がなくなるのが心配。

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