こんな時代と後悔するか

@asahi_noboru

第1話闇はすぐそこに

みなさんはどんな幼少期を過ごしましたか?


私には、忘れたくても忘れられない。

そんな思い出があります


大人になって成長するにつれて

言いたいことがいえなくなるのは

なぜなのでしょうか

周りの目が気になるから?

それとも、言う必要がないから?


私の場合は子供の頃自分が世界の中心に

いると思っていたからです。

泣けば優しい家族が助けてくれる、

笑えば友達も笑ってくれる、

怖いことも出来ないことも

この世には何一つないという確証のない

自信に溢れていたからです。


大人になるにつれて、

不安は沢山募ります。

将来のこと、人間関係、恋愛、財力、責任、

この中の「人間関係」という闇について

お話しましょう。


私は中学2年生の後期からいじめを受けました

きっかけもなく、心当たりもなく、

教室に入ると笑われ、部活動の仲間から外され、そんな毎日を過ごしました。

辛かったか?悲しかったか?と聞かれると

正直わかりません。

辛いことか悲しいことかも判断できない程

生きることに必死だったのでしょう。

常に死と隣り合わせの生活でした。


「生きてればいいことあるよ」

「学校が全てじゃないよ」

「いつか幸せになれるよ」

そう誰かを励ましたことのある皆様へ

自殺を図る人の視野は3度しかないと

聞いたことはありますか?


「人身事故とか迷惑」

「また自殺?最近多くない?」

「死にたがりとか無理」

そう誰かに向けて話す皆様へ

あなたの隣で笑う人が突然いなくなった時

同じことをいいますか?


人の心は容易く壊れていくものです

たった数カ月で人の命が失われそうに

なるのだから。


「死んでないならいいじゃん」

そう思う人もいるかもしれません、

「死ななければなんとかなる」

間違ってはいません、

ですが、それは辛い過去を背負い続ける

ということです。

例えば、転んで作ったかすり傷が

一生治らないようなものです。


この世界は良くも悪くも人間が作っています

すべての事柄に携わっています

人を作るのも人であれば、

壊すのもまた人ということです。


人が作り出す光も闇も全ては

人が自在に操れるものです。


誰かの人生に光を照らすことも、

闇を落とすことも、

人が操るものなのです。


私は中学2年生の頃

そんなことを学びました。

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