第120話◆テレビを見ない理由

ネットで受信料について検索していたら、「テレビを見ない人」についての記述があった。


私がテレビを見なくなったのは、中学の頃から。

今にして思えば、成長するにつれ集中力が高まり、広範囲の事柄に興味を持ち、知る為に読書量が増えたのと、洋楽を聴くようになったのがきっかけだと思われる。

音楽を聴きながらテレビを観る事は出来ないし、音楽を聴くと周りの雑音が耳に入らなくなり、集中力が増す。

読書に限らず、細かい作業が好きなので、音楽は欠かせず、更に日本語だと歌詞に気を取られてしまうから、メインは英語だけど、更にもっと分からない言葉の方が望ましく、最近ではアジアンポップを聴いている。

外から聞こえる近所のご老人の大きな話し声に対抗して、SpotifyやAmazon Musicを流しているスマホのボリュームを上げて、なろうを読んでいるような状態。

そういう人間に「NHKです」という招かざる訪問は、邪魔をされた不快感でいっぱい。


「テレビを観ません」で納得していただきたい。


そもそもテレビは

・うるさい

 特に正義感溢れる人の自分は間違っていないという思い込みで一方的にまくしたてるコメントはテレビという媒体ゆえに反論できない事もあり、後味の悪さが残って不愉快

・リアリティが無い

 にこやかに笑っているアイドルやお笑いタレントが、ドラマで殺人犯を演じていたとしても、白々しくて感情移入できない

・コントロールができない

 内容を選ぶ事が出来ないし、意に反する事柄を放映していても、早送りもできずジッと我慢するしかない

・せっかちである

 クイズ番組で質問がでたらすぐに答えを知りたいタイプ、出演者のとんちんかんな答えを聞く時間は無駄だと思う

・他にやりたい事がある

 これが読書や音楽鑑賞をさし、裁縫や運動も含む


しかし、海外へ行くと、数あるチャンネルからNHKを選んでしまうのよね。

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