第56話◆貯金を増やす為の日用品 #06
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*phot044 ユーカリ、シトロネラ、レモングラス、ハッカ
東京は蒸し暑く、虫の季節となって来た。
ここはベイエリアの中層階と違って、自然豊かな元農村地帯、湿度が高く、虫が多い。
特にカメムシには閉口していて、蛍光灯付近で暴れるので、掃除機で吸ってしまう。
それ以外に、正体は分からないが身体を刺す虫がいるので、消毒用エタノールに薄荷やレモングラスを数滴入れたスプレーを作り、畳や網戸、ゴミ箱に吹きかける。
蚊取り線香は煙くて、のどが痛くなるので、アロマで予防しなければならない。蚊除けにオーストラリアで買った穴の開いた木の器にユーカリを垂らす。
ユーカリが繁殖する山は、成分が揮発する影響で青く霞んでいる幻想的な風景だ。
シトロネラで衣類を守る、特に皮革には注意が必要、匂いが呼び寄せるのだろう。
アロマストーンだと匂いが混じってしまうので、網戸の枠で使った残りのパイン材をノコギリで切り、シトロネラを振りかけた。部屋中がすごく刺激的な香り、虫になった気分…
衣類用なので、基本的にそのままでも良いが、自分で切ったので角があり、引っ掛かって生地を痛める可能性があるから、不織布のお茶だしパックに入れてタンスの引き出しへ。しかしパックは無く、カップに載せるタイプのコーヒードリップバッグで代用。
駅の構内等で丸く削った木が虫除けとして売られている。
虫が来なければ、何でも良い。
重曹を空き容器へ入れ、アロマを垂らせば湿気取りになり、一石二鳥。おまけに、使用後は洗濯や掃除にも使え、無駄が無い。
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