第40話◆宝くじ

私自身、宝くじは何年も当たった事が無い。お金持ちになる夢を見るのは楽しいけれど、臨時収入などのあぶく銭を手にした時ならまだしも、当たるかどうか分からない物にお金を出すのはいかがなものか? 何の為に「お金を減らさない」という地道な努力をしているのか、今一度自分に問いかけるべき。

それは、カジノやパチンコにも言える。


カジノ→大人のゲーセン

パチンコ→店の貯金箱

宝くじ、ボランティアですか? 


宝くじの公式サイトに記載されている「宝くじの発売元は、地方自治体です」「収益金は抽せん会終了後、それぞれ発売元である全国都道府県及び20指定都市へ納められる」つまり、税金です。

3,000円分買うと、ふるさと納税のような返礼品として300円還付され、控除されない2,700円を納めている事になる。


そもそも、一生懸命休まず真面目に働いたお金を「雷に打たれるのと同じ確率の宝くじ」に費やすという事は、「見返りの無い」寄付と同じ。


元手が減るだけで増えはしない宝くじなどのギャンブル、そんなモノより貯蓄型の保険に払った方がマシだと思う。何事も無く過ごしていれば手に入れられるであろう満期保険金。サプリメントや薬に頼らなくても、暴飲暴食を避け、適度な運動と休息をとれば、支払ったお金以上に戻って来るでしょう。

そうでなければ、安心と言う目に見えないモノを売る保険会社は存在しない。皆、健康に過ごすからこそ、莫大な保険金を支払わずに済んで、会社が成り立っているのでしょう。

パチンコやカジノ、宝くじも同じ。お金を出す側が損してくれるお陰で経営が成り立ち、儲かってるから未だに無くならないのでしょう。


もちろん私も宝くじを買い、「もしも当たったら、あれやって、これやって」と想像すると、ふわ~っと幸せな気持ちになる。

生活に余裕があるなら良いでしょう、友達や子供と一緒にスクラッチを削ると楽しそう。


記憶があやふやだけど、ガロ漫画家・蛭子能収が言っていたと思う。「ダウンコートを来た寒い日本から、ラスベガスへ行くと、真夏の砂漠に申し訳程度の服を身に付けたボンキュッボンのお姉ちゃん達がニコニコと対応してくれ、何でも無料の別天地」天国か!?


私も海外で二度ほどカジノを体験した事はあるけれど、ご飯を食べた方が良かったと思った…つまり、スッカラカン♪


※実際は、昭和の人なので「ボインちゃん」と言ってたと思う。

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