第5話◆貯金をする為の心掛け #01

◇決める

【お金を貯めると決める】【お金を使わないと決める】【目標を決める】

誰かに言われてではなく、自分自身でお金を貯金すると決めて、いくら、いつまで、何の為に貯めるのか、強く心に決める。

何だったら、家中に紙に書いて貼り出しても良い。貼り出して実行しなければ、強く心に決めていない事になる(私の片付けがそう)。


私の目標は、段々現実化して来た定年を前に、普通の家庭が2,000万円だったら、独女の私は半分の1,000万円だろう、と。もちろん、スローライフを送る為に。


もともと、働くのは好きじゃないけど、生きて行く為には仕方が無いと思っているので、もしも「宝くじが当たったらどうする?」と夢想する時がある。

みずほ銀行へ行く→お金を分散させる→会社を辞める→無職→いくらあったら暮らせる→1,000万円当たったら10年、3,000万円で30年、1億円当たったら世界一周クルーズだな…幸せな気持ちになる。老後も働き続けるのはイヤで~す。


次は、どこに貯めるのかを決める。

写真の500円玉貯金箱ゲーム「人生銀行」は、貰い物。前の持ち主は、1枚か2枚入れただけですぐお金を使っていた。本人に貯める気持ちが無ければゲームだろうがなんだろうが、絶対に貯まらない。

貰ってすぐに電池を入れて、動かし始めたけれど、どうやら青年が都会へやって来て、バイトしながら、バンドをやり、彼女ができて、結婚するまでなような気がした。貯めるのが目的でゲームには関心が無かったから、半年ほどで電池が切れ、そのまま500円玉を入れ続けていた。1年ほどで入らなくなり、取り出して計算。

箱には10万円と書いてあるが、これはゲームクリアという事なのだろう。実際は169,500円が入っていて、途中で振ってならしておけば、もう少し入ったかもしれない、あと500円が惜しい。

貯めたお金を郵便局へ持参したら、両替手数料がかかると言われたので、口座へ入金してもらった。


だいたい、給料は銀行に振り込まれるだろうから、給料日ごとに通帳へ書き込みに行くと良いだろう。金額が増えていたら、一人ニヤニヤできる。「増えて嬉しい!」この気持ちが大事、やる気が出る。

いわゆるモチベーションですな、頑張ったじゃん、私。ご褒美は…普段やっていない行動と必需品をご褒美にしましょう、それはケーキや外食。バッグや靴、服は無くても生きて行けます。


私の場合は「人生銀行」の例で分かる通り、期限の決まった(いっぱいになる迄)目に見える成果(500円玉の山)の目標は実現可能という自信が付いた。

通帳だったら、数字としてハッキリと表れる。もしも、1,000万円以上貯まったら、分散。銀行はこの金額までしか保証してくれないし、金利が低いので利息は200円くらいしか増えないでは!?


◇目標が明確となったら

事あるごとに決めた事を思い出す、これがHOW(どうやって)。

「お腹すいたな~ コンビニで何か買おうかな」「あっ素敵な靴、安い!」「エコバッグ持って来るの忘れたー」とか思った時、すかさず決めた事を思い出す。

「家にパスタあったな」「靴は似たようなの持ってる」「段ボールに入れて帰ろう」とか、思考を転換して、脳内変換する。【金が減る】


まっすぐ脇目もふらずに、家へたどり着けるようになれば御の字、自分を誉めてあげよう。決してお金を貯めている事は周囲に言ってはならない、常に貧乏だと自分を戒め、周りの人にも何気に“プアアピール”、何かくれるかもしれない。

私の場合は「お菓子」、貰うとメッチャ喜ぶ。お菓子一つで、喜びに溢れる“プアスピリッツ”


うっかりお金を使ってしまったら、書き込んだ通帳の残高を見て、自己嫌悪に陥ると思う。それもまた良し、反省している事だから、来月は絶対通帳の残高を増やす! と決める。

そう、心に【決める】事が大切。誰でも無い、自分の未来の為だからね。

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