俤への応援コメント
コメント失礼します。怖いとか不思議とか気味が悪いとか、そういうものでなく、何とも不思議な読後感でした。いつ頃の時代か分かりませんが、横溝正史の小説をイメージしてしまいました。薄暗い土蔵の中で語っているような。首を絞められるというのは、一種性的な快感ともつながっていて、それが兄と弟という関係で行われているところに異様な空気があるような。それを兄が告白体で淡々と語っている。あまりに普通に語っているところが異常というか。惹き込まれて読みました。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
こちら泉鏡花の短編「第二菎蒻本」とその中に登場していた法華経寿量品第十六に触発されて書いたような記憶があります。横溝正史…意外な名前が出て、驚きました。有名どころなのに、読んだことのない作家です。折角だから図書館でその内、何か借りて読んでみようと思います。
結構気に入っている作品なので、楽しく読んで頂けたなら嬉しいです!
俤への応援コメント
森鴎外の高瀬舟を思い出しました。
嫌な感じのしない、さっぱりとしているお話。
作者からの返信
コメントとレビューありがとうございます。
濁りが少ない表現を出来ていたなら嬉しいです。