二人の恋愛

第1話

また、あなたに会いたいな。これは僕の叶わないと知りながらも叶って欲しいと願う願い事。それじゃ、そんな願い事ができるまでのお話をしようかな。

僕に好きな子ができました。いつも笑顔が素敵なあの子。あの子のことで悩むことも多くなりました。あの子に言いたいことが沢山あります。最近、考えることが増えていくにつれて口数が減ってしまい友人や家族から心配されています。

どうして、あの子は僕を笑ってまた遊ぶのだろう。僕はずっとこの事で悩みました。

私は自他ともに認める美人で笑顔が素敵だってよく言われる。沢山の男子から告白されたけど全部断った。何故なら私にも気になる人がいるから。その人はいつも話す時は敬語で口数も少ない。だけど、時々見せる笑顔に心がキュンとするから。でも、彼にその事はいえない。だって、恥ずかしいから。

彼女から僕に話しかけてくださいました。

『あのさ、好きなものとか事とかってある？』

『好きなもの事ですか？そうですね、ありますよ。seventeenという韓国アイドルです。』

『名前だけは聞いたことあるけどどんなグループなの？』

『メンバーが13人いる男子アイドルグループです。』

『そうなんだ。』

彼女は驚いたような表情をしたまま数分間何かを考えていました。