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  • これ以上は本当にどうしようもなくて。
    救われないようで、救われた気もします。
    雅裕はこどもや他人を傷つけることなく(過去の記憶は消えないけど)、貴裕も兄を1人にすることなく、白い影を消滅させることもできた。
    サトちゃんタケちゃん達も悪の道に進まず、専門学校を卒業して人生を歩んでる。
    双子にも狂喜が宿ることなくなり。
    一番壊れてる万由もいつかは敦に支えられて…
    双子と弟が健やかに育つことが、誰にとっても一番の願いなのかな?
    白い影も消滅したからには、新しく生まれかわって幸せな人生を歩んでほしい。
    世間では虐待始め悲惨な事件が後をたたず、やるせなくなります。
    辛い人生を歩んだ子には、来世では幸せになってほしいと願うばかりです。

    グロいホラーも好きですが、このお話はこの結末で良かった。
    物語読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

     こちらこそ、読了、ありがとうございます。

     雅裕の生き延びた理由が怨念らの力である以上、彼等と結びつき、彼等の力で流転した雅裕に未来はありません。怨念達と一蓮托生です。
     そして兄を失った貴裕も生きてはいけない。目の前で失われた兄を追わない選択肢も弟にはありませんでした。

     ご都合主義な奇跡を起こすのも彼等は望まないだろうと思い、この結末です。うん。

     既読、ありがとうございました。