作品内の用語2
ここまで自身で執筆してきた要素や行動などを改めて解説、紹介していきます。
別にそんなの必要が無いと思った方は飛ばしてもらっても結構ですが、少しでも興味があればぜひ閲覧してみてください。
訓練場の設立
暗黒大陸において印象的な事件の1つである《金等級冒険者大量未帰還事件》。
実際には金等級以外にも多くの冒険者が居たが、(人間を超越した者)と言われてきた金等級冒険者が1人として帰ってこなかったことから、当時の冒険者ギルドと暗黒大陸支部はこの事態を隠蔽した。
だが、暗黒大陸支部の事務局員長であった現ギルドマスターが前ギルドマスターを処断した後に冒険者ギルドに対し独立を表明。新たな体制の元、暗黒大陸独自の制度を採用、運営したくこととなった。その1つとして訓練場が設立された。
訓練場での理念は【冒険者の生存率向上】であり。《金等級冒険者大量未帰還事件》より以前から新人冒険者の死亡率が高かった事から、暗黒大陸では如何なる等級の冒険者であれ、必ず訓練場での講習を受けなければ冒険者票を発行しない事を厳命した。
訓練場における訓練期間は約3ヶ月、その間に座学、実技などを受けてもらい。一定以上の練度が見受けられ、その後に行われる試験に合格した者にのみ。冒険者ギルドは合格者を正式な冒険者にする事が認められる。
なんでアベルやカール、それにナギみたいな自己中心的な冒険者が多いのか?
コレは作者の都合、と言いたいのですが。少し違うと明記します(弁明オツみたいに思ってもらっても構いません)。
冒険者の起源と言うべき存在は半傭半賊のならず者集団が起源であり、元々は浮浪者たちの集まりであった。
その為、街や村などに定住している者たちからしたら【必要な時には雇うが、そうで無かったら犯罪行為を平気で行う危険な奴らであって。基本的には、自分たちの住む場所にはいらない存在】であった。
そんな認識であった冒険者と言う存在の社会的地位の向上と冒険者の生活を安定化する事を目的として、1人の男が組合を設立する事となった(その人物が後の初代グランギルドマスターと呼ばれる)。彼は先ず組合を作るにあたり様々な協力者と関係を築き、冒険者ギルドを設立。
ギルド立ち上げにおいて、当時の冒険者が持ち合わせていなかった(帰属意識)を持たせる為。全ての団員に対し市民権を与え、結婚などで冒険者と定住者の同化を図った。
最初こそ上手くいかなかったものの、失敗からの試行錯誤の末、何とか物にする事が出来き、さらに拍車を掛けたのが。
その時に発生したスタンピード(集団的暴走)において、本来なら我先にと逃げていた冒険者が都市を守る為にその身を盾にして戦った事から。一定数の有力者からも冒険者ギルドの設立を認められる様になり、今の冒険者ギルドがある。
話が脱線したのでもどすが、なぜ冒険者に自己中心的な人間が多いのか?
それは
1.冒険者ギルド立ち上げ以前のイメージがまだ完全に払拭されていない事。
2.冒険者ならそうあるべき。と言う勝手なイメージがあり、それに対して疑問を持たずに行っているため。
3.基本的に冒険者になろうとする者たちは食い扶持がない者。平民なら村や町で、貴族なら家で継承するモノがない三男、四男坊などが冒険者になる為。
そう言った者たちは基本的に冒険者と言う組織についての教養が無く、最初の頃は自然と旧態依然の冒険者みたいになってしまうからだ。
決闘とは何か?
作中で2回行われた決闘。コレの元となったのは中世における決闘裁判である。
作者は作品を作る上で、少ないながらも資料を読み作中に落とし込んだので実際に行われてきた物とは違う物として考えてもらいたい。
さて、作中での決闘であるが、冒険者と言う仕事とは簡単に言えば(面子)が大事な仕事だ。
この(面子)とは簡単に言えば自分が馬鹿にされたや、パーティー、クランに不利益が被るなどがあってはならないと言う考えであり。
冒険者とはどんなに小さな事であっても馬鹿にされてはいけないと言う考えをもつ者が多い。
例えとして、依頼者が依頼料を安くする為に、対象のモンスターをあえて狩りやすいモンスターにして変えて依頼を出したり。作品でもあった、仲間が侮辱されたなどがある。
コレを放置する事は、自分はそうであって何も言えないから放置しています。とみなされその後は依頼料を誤魔化したり、詐欺などにあったりする。
それを防ぐためにもどんなに小さな事であっても侮辱などはされてはならない為裁判や決闘を行う。
亜人には思考があるのか?
コレはあると答えます。
と言うより、作者は人であれ犬や猫、あるいは虫なんかにも思考があると考えているからです。
作者としておかしい考えなのですが(押し付けでは無く一個人の考えです)、よく鯨は頭が良いから殺すな。と言う考え、アレって気持ち悪い考えだなと思っています。
それなら豚や牛、鶏なんかはバカだから殺して良いの?と思っていますし、全ての命は差はあれど等しく同じだと思っているので、もし気持ち悪いと思われたらコメントなどで答えて下さい。
クランとパーティーの違い
ココではクランとパーティーの違いを話します。
作者の定義として、この2つの違いは単位の違いです。
上ではクランを先にあげてますが、まずはパーティーから。パーティーは最小単位の集まり、と思ってます。
クエストをするにあたって1番管理しやすい人数、コレをパーティーと定義しています。
例えとしてゲームの「ドラゴンクエスト」や「モンスターハンター」、この2つは最大4人で冒険やクエストを行いますよね?
ボス戦で、無駄な行動をさせない為。コマンド入力をする時に少ないから感じないですが。
コレを何十人もキャラが居て、コマンド入力やチャットするってなったらヤダですよね。
それを感じないの最低人数での集まりがパーティーの定義として考えてます。
逆にクランはそのパーティーが何組も集まった、一種の社会集団であると思っています。
コレもゲームで例えるなら「信長の野望」や「三国志」ですね。
プレイヤーとなる君主が居て、その下に武将や各関係役職。その下にも兵士が居てさらに民草がいる。
プレイしていると、その人に合った適性の仕事を割り振ったり、物事をするにあたって一定の人数がいないとダメだったり。プレイしているとその奥深さに感銘します。
ゲームで例えましたがコレがクランとパーティーの違いです。大まかに言うとクランは『国家運営』、パーティーは『友人付き合い』なモノだと私は考えて作品中で表記します。
クエストについて
次の話しから本格的に冒険者としての活躍が始まりますが、此処で作中でのクエストについて軽く説明します。
クエストと流れとして。①ギルドでクエストの確認をする→②受注時に受けるクエスト、目的地、受ける人数、ギルドへの帰還時間などを細かく表記して初めて冒険者はクエストを受けることが出来ます。
コレは簡単なクエストを受けて、目標を達成して後に直ぐにギルドに帰還せず。素材などの採取を行い帰還するまでに時間が掛かり。ギルドが問題が発生したと判断して他の冒険者を向かわせたが、何も問題は起きておらずただ採取などに時間を潰していたと言う問題が多々発生し、無駄な冒険者の派遣によって冒険者ギルドの財政圧迫をしていた為。ギルドは冒険者の無駄な派遣を行わない様にする為にもクエストに期限を設けた。
仮に帰還時間に帰って来なかった場合、冒険者を派遣し原因を究明。死亡又は戦闘行為による行方不明であった場合、即帰還した鉈ギルドマスターに報告を行い非常事態宣言を発令、冒険者の生死を確認の為に再び冒険者を派遣を行う。逆に何の問題が無く、単純に依頼未達成や達成したものの帰還しなかったなどの時には場合によって冒険者の派遣にかかった費用を違約金として支払い義務が発生する場合がある為期限までに帰還が増える様になった。
この設定は他の作品からのリスペクトなどがありますがご了承ください。
今回の作品内用語も作者の設定として使うモノなので出来る限り齟齬が無い様にしていくつもりです。
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