第8章
第126話 光と希望の王子様
ヒビキたちを乗せたトリップ号は、ハミングタウンに
「あっ、カレンだ!」
「久しぶりね!」
チララとコロンは、見覚えのある女性と再会する。
「みなさん、こんにちは」
「こんにちは」
「私は、希望の国の女王のカレン・ピュアラ・エスポワール・フェアリーテイルです」
カレンはヒビキたちに
「僕の名前は、ウィル・ホープ・エスポワール・フェアリーテイルと申します」
と、希望の国の次期国王であるウィルを紹介した。
「こちらが、僕のパートナーでペガサスのウィルです」
「ペガサスは、鳥の
「よろしくお願いいたします」
「ちなみに、私の
「ユニコーンは、語源はラテン語の ūnus 『一つ』と cornū 『角』を合成した形容詞 ūnicornisで、ギリシア語のモノケロースから来ている。非常に
「どうも、よろしくお願いします」
カレンとウィルは、ウィンディとコルネを紹介した。
「選ばれし戦士たちは、伝説の猛者たちとの戦いが待ち構えていることを聞きました」
「世界の平和を守ると言い伝えられている世界樹を完全体に維持することが目的であると知っています」
「どうしてこれを知っている?」
「それは、王さまから知っています」
カレンとウィルは、ヒビキたちについて
そのうえで、
「僕たちと一緒に
ヒビキは、ウィルにあるお願いをする。
「わかりました。その思いはありがたく引き受けます」
と、ウィルは了承した。
「待ってたぞ!」
「みんな、コースト地方に伝説の
すると、トリップ号に乗っていたゼルコバ博士とリアがやってきた。
「さあ、行こうか」
「はい!」
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」
ウィルとヒビキたちを乗せたトリップ号は、コースト地方へと飛び立っていった。
その時、
「世界は今、どうなっているの?」
ハミングタウンに残ったカレンは、
「
これについて、プラチナは危機感をあらわにした。
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