第21話 シェアダーリン

『そんなことより、良い報告しらせと悪いしらせのどっちから聞きたい!!』



「はァ〜、なんだよ。そりゃァ……😳💦

 あのねえェ。どんな報告だよォ!!

 それッて。ボクは兄貴の『セフレ』じゃないんだからァ……!!」



『バァ〜カ! 『セフレ』ッて呼ぶな!!

 オレの彼女たちのことを!!』

 


「えェ、じゃァ、なんて呼ぶんだよ。

 兄貴の『セフレ』のことを!!」



『だからァ、これからオレの彼女のことは、『シェアダーリン』ッて呼べよ!!』



「な?! なんだよ。シェアダーリンッて」

 聞いたことのないフレーズだ。



『これから流行バズるスラングだよ!!

 オレが造語つくったな!!

 見てろよ。来年には流行語大賞、間違いなしだ!!』



「いやいや、なにがシェアダーリンだよ!」








☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る