『今日は､ちょっとルーに報告があってなァ……！！』

　少しだけシリアスなトーンだ。

「なッ？！　なんだよ。報告ゥ……😓💦

　急に､改まって」

『どうだ。ルー！？』

「あのねェ……、兄貴、言っておくけど。

　いつまでルーッて､呼んでるンだよ！！

　ボクの名前はヒカルだから。

　ルーじゃなくッて！！　ヒカルねェ！！

　わかったァ……？！」

『うるさいなァ……。ルーで十分なんだよ！

　お前なんか！！』

「なんだよ。それは……！！

　昔、兄貴が付き合っていた彼女が西野ヒカリだったから、ボクのことをルーッて呼んだんだろォ！！」

『お前が星ヒカルなんて､紛らわしい名前なのがいけないンだろォ！！』

「いやいやァ、そんなのヤツ当たりじゃん。

　だいたい､もう西野ヒカリとは別れたんだから紛らわしくないだろう！！」

『良いんだよ。お前はルーでェ……！！

　そんなことより、どうだ？！

　良い報告（しら）せと､悪い報（しら）せのどっちから聞きたい！！』

「はァ〜……、なに､それェ……😳💦」

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