兄貴の嫁はエッチでビッチ✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕

第16話 兄貴からのゆうメール

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 あれから七年の月日が流れ、また灼熱の夏が訪れた。




 ボクも二十歳の大学生になった。



 相変わらず陰キャの草食系アイドルヲタクで、ご多分に漏れず、彼女なしの童貞チェリーボーイだ。


 幼馴染みのアリスと別れて以来、ロクに女の子と話したことさえない。



 そのアリスとも音信不通だ。連絡もいっさい取れない。




 連日、うだるような酷暑が続いている。

 寒暖計は、朝から軽く三十度を越えていた。



 おもむろに玄関のドアを開けると、まとわりつくような熱気が気色悪い。



「チィッ、暑ッちィなァ……😖💦」

 舌打ちをし、怨めしそうに青く澄んだ空を見上げた。



 肌を刺すような日差しが、ギラギラとして眩しい。

「マジかよォ……😫💦」

 思わず顔をしかめた。



 玄関脇のメールボックスを確かめると、ダイレクトメールに混ざってゆうメールが入っていた。



 大きさはCDのパッケージくらいだ。



「ン……?!」差し出し人を見ると兄貴からのようだ。



「なんだよ。これェ……、貸していたCDかな……😔💦」

 それにしても外は暑い。

 

 慌ててリビングへ戻りテーブルへ郵便物を置いた。



 テレビのリモコンでザッピングをしていると不意に、スマホの着信音がした。



「ッたくゥ……😔💦 なんだよ……。

 電話かァ!!」

 着信画面を見ると『兄貴』と記されてあった。







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