第6話 ビンビンじゃン✨🤗✨✨

「ほら、嬉しくってルーの股間もビンビンじゃン✨🤗✨✨」

 アリスは愉しそうにボクの敏感な部分を撫でようとした。



「ちょッ、ちょっと、どこを撫でるんだ!!

 そこはスゴく敏感なんだから触るなよ!」

 なんてビッチな美少女なんだろう。

 

 アイドルのように可愛らしい顔をしてやることは、ベテランの風俗嬢みたいにエグい。



「戴きマンゴー✨😜✨💕」

 突然、アリスはフォーク片手にスイーツへ手を伸ばした。



「はァ……😟💦」

 なんて挨拶なんだろう。年頃の美少女が言うには卑猥すぎる。

 



「フフ、美味しィ……✨😋✨✨」

 アリスは、見せつけるようにスイーツをフォークでひと口食べた。

 艶めかしく『ペロリ』と舌で唇を舐めた。



「そりゃァ、良かったなァ……😅💦」

 ついでにボクもひと口 いただこうと皿とフォークを取りに、キッチンへ向かった。



「どこ行くのよ。ルー!! ほらァ、スイーツ上げるから……✨😋✨✨」

 まるでペットの仔犬のように、『こっちへ来い来い』と手招きをした。



「うゥン……、だから、ボク用のフォークとお皿を持って来るよ」

 まさか、いまアリスの口にしたフォークで食べるワケにはいかないだろう。



「良いわよ!! ほらァ、お口を開けなさい。あァ〜ン……✨😋✨✨」

 スイーツにフォークを刺し、ひと欠片ボクの方へ差し向けた。

 


「えェ……😳💦 でも。そのフォークは」

 アリスの使ったフォークでスイーツを食べたら……。


 間接キスになるんじゃないのか。



「早くゥ……!! 食べたくないの?!」

 誘うような眼差しでボクを見つめた。


「うゥ〜ン……、そッ、そりゃァ、食べたいけど……🙄💦」

 だが、何となく後ろめたくなり躊躇ためらった。



「ほらァ、アリスと間接キスしたいクセしてェ……✨😜✨✨💕」

 アリスは、おどけてウインクをした。

 どうやら彼女にはバレバレのようだ。



「うゥ……😟💦」

 ボクの淫靡みだら邪悪よこしまな心など見透かされている。







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