〇 ここまでの整理② ~自称「未来人」との逃避行~
〇 名 称
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一般的な狙撃銃
通常の小銃が300m前後の射距離で運用されるのに対し、800m~10000m程度での遠距離射撃が精密に出来るため、暗殺などにもよく用いられる。
口径(弾丸の幅、直径)7.62mm強装弾を使う事が多く、今回もこれが使用された。
射手から対象物までの距離が遠いため、射撃音があまりせず、着弾した時の弾丸の音だけが聞こえる。
これは物にもよるが、一斗缶やブリキの板を叩いたような意外と大きな音を発する。
撃ってから弾着までに、少しのタイムラグがあり、今回はこれを利用して美鈴玲子が主人公を守った。
頭に命中することをヘッドショット、胴体に命中することをハードショットという。
今回はこのヘッドショットを狙ったが、ヘッドショットは命中すると一瞬で意識が無くなり死に至る。
このため、劇中で頭を撃たれたあと、しばらく意識がある描写があるが、あれは完全にフィクションであり、撃たれた側は、糸が切れたようにその場に倒れ込む。
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自衛隊の正式小銃で、1989年に採用されたことからこう呼ばれている。
自衛隊は西暦の下二桁を名称に付けることが多く、他にもこの前には64式小銃(1964年採用)20式小銃(2020年採用)などがある。
民間にも、諸外国にも流通していない世界的に見ても珍しい小銃であるが、命中精度はかなり良く、素人がいきなり撃ってもそれなりに当たる。
単発、連発機能のほか、3点制限射撃機能がついており、引き金を引きっぱなしでも3発連射で勝手に止まる。
この機能が無かった64式の時代には、自分の指の感覚で2発を制限しなければならず、非常に難しい射撃とされていたが、3点制限機構部が付いたため、命中精度は飛躍的に向上したが、当の自衛官は、ほとんどそれに気付いていない。
・未来のスプレー
傷口に吹き付けるだけで、傷がふさがり再生できる。
未来の医療は、再生医療が非常に盛んで、再生を促す成分が含まれている。
副作用はほとんど害の何ものだが、再生速度を上げるため、体が一時的に消耗し、強い眠気やだるさが生じる。
・小型の探査機
身体の異常が無いかを検査するためのキット。
基本的には懐中電灯のような形をしているため、そう言わればそう思ってしまうほど見た目はシンプル。
体の異常を察知するとともに、深い部分の細胞まで完全スキャンすることも出来る。
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