19.走行する列車での上下戦闘①~プリーストが2人欲しくなるやつ~

GM それじゃあ今回は最初に魔物知識判定してもらおうか。

インニェラ (ころころ)6ゾロ‼

ミァンティール (ころころ)13。

ヤーン (ころころ)16‼

GM すげ~~~~。

インニェラ ホホホホホホ‼

ミァンティール これラストバトルよな?

GM ラストバトルですわ。

インニェラ でも平目だから弱点は抜けない気がする。

GM そうなんだよ。6ゾロは自動成功だけどセージを持ってなかったら弱点看破できないらしい。

ミァンティール なら知の指輪1個割るの考えれるけど……。

GM うーん、こいつの知名度は16で弱点抜くには19必要だから、指輪割っても届かないかもな。

ミァンティール ふむふむ。

GM とりあえずモンスターのデータを出すね。


・ラグナカング(レベル9)

 二足歩行のドラゴンのような姿をした魔神。部位が4つあり、コア部分である頭部は接近攻撃に対する攻撃障害がある。頭部と胴体の攻撃には毒を付与する特殊攻撃があり、神聖魔法も使うためわりと厄介な魔物。


インニェラ このへんラグナカングとんでんだ? というか部位おおくねえ~⁉

ヤーン 部位多いねぇぇ??

ガレナ レベル9ともあればねえ! 派手でいいねいいね。

GM これくらいしてもいいかなと思って……?

フロワ 「……今なんか屋根にドチャっと落ちてきた音がしたんだが」

ナント 「いやだぁ」

ガレナ 「なんだ⁉ おい、大丈夫なのか⁉」

ナント 「先輩たちを信じよ……」

インニェラ 「あっはっは! 魔神だー!」(屋根の上からの声)

ナント 「ねえええーーーーーーーーーーー!」

ガレナ 「魔神……」

フロワ 「屋根フッ飛ばさないでくださいよお! この速度なんですから‼」大きな声で屋根の方に。

ヤーン 「絶対大丈夫だから‼ そっちはコアを探して‼」

ナント 「はあい‼ がんばりますぅ‼」

インニェラ 「でかい! めっちゃでかい!」(天井からの声)

ヤーン 「ニェラそういうこと言わないのぉぉぉぉ‼」

ガレナ 「インニェラが楽しそうなのはわかった‼ ヤーン! 無茶しそうになったらとめてくれ‼」

ヤーン 「あははははーーーーー頑張るけどそっちのは‼ 無理かも‼」

インニェラ なんでこっちを制御する方向やねん。

フロワ だって……なあ。

ガレナ 日ごろの……行いかな……。

GM さて、列車内にいる後輩のみなさん。

ナント はい。

ガレナ はあい!

GM 先頭車両から、君たちの行く手を阻もうとするかのように魔物がやってくるぞ!

ガレナ おいで~!

GM 魔動機2体に狼のような姿をした魔神が1体だ。魔物知識判定が2回振れるぞ。

ガレナ (ころころ)魔動機8! 魔神10!

フロワ (ころころ)魔動機7! 魔神10!

ナント (ころころ)魔動機6! 魔神4!

GM 魔動機の知名度が9で魔獣が12だから……冒険者にはこれがどういった魔物なのかなにもわからなかったな。


ナント あかんわ、今すごいテンパってる。

ガレナ かわいいね。

ヤーン かわいいね。

ヤーン 上も下も大騒ぎだもんね。

ナント 「こっちにもいるじゃん‼」

ガレナ 「いるなあ!」

フロワ 「おっと、人の心配してる場合じゃなかったな」

ガレナ 「魔動機らしいものは……ここの備品か? 狼のやつはどうも様子が違うみたいだが」

ナント 「撃つしかねえ〜〜〜」

フロワ 「まあ、何でもいい。武器を構えて、前に出て、殴る!」

ガレナ 「了解、速やかに突破しアビスからの脱出を」

フロワ 「応! いくぞ!」

GM では戦闘準備に入ります!

一同 はい!


【戦闘準備】

 陣営確認・敵陣営はラグナカング、魔動機2体、魔神1匹。味方陣営は冒険者一行。

 車両の長さは1両につき20mあり、冒険者一行は現在、8両目から7両目に入ったところに待機している。ラグナカングは5両目に降り立ったため、先輩サイドとは60mの距離がある。

 魔動機と魔神は6両目から7両目に入ったところに陣取っている。後輩サイドとは20mの距離がある。

 特技の宣言では、ミァンティールが賦術【バークメイル】をヤーンに付与。ヤーンは【ビートルスキン】を行使し【かばう1回】をミァンティール、インニェラ、ギーに対して宣言。【弱点隠蔽判定】では14を出し、敵の魔力14と同値だったため弱点の隠蔽に成功した。

 先制判定では後輩は先制をとれたが、先輩は先制を取ることが出来なかった。そのため戦闘の流れは、【高レベルモンスター】→【冒険者サイド】→【底レベルモンスター】となる。

 初期配置は、ヤーン・ギー・ストーンサーヴァント・フロワ・ガレナは開始地点より2m先に、ミァンティール・インニェラ・ナントは開始地点にとどまった。


インニェラ GM、ちょっと聞きそびれていたが列車の砲台って出るの……?

GM ミァンティールが見た限りでは、砲台が出そうな雰囲気は出ているけどそれを出せるスイッチなどは見つかっていないね。どこかにスイッチがあるのかもしれない。

インニェラ なるほどね~♥

ミァンティール 「現状ではこちらから操作はできそうに無いという事ですか……」何か使えそうな気配はする。この場合は下か……?

ヤーン 「使えたら頼もしいね~~!」

GM なお、上と下での会話はかなりやりづらい。風もある上に屋外と屋内だからね。戦闘に入ると声での疎通は難しくなるでしょう。伝えたいことがあるなら今!

インニェラ 「ガレナ! 下になんかスイッチない⁉ 破壊兵器でそうなやつ!」

ガレナ 「スイッチ……⁉ どうだろう、こちらにもお客人がいてな。少々手間取るかもしれんが、探してみよう!」

インニェラ 「やっぱり? まあ素敵!」

フロワ 「見つけたら押してみるか」何でも押そうとする。

ナント 「余裕があったらでいいけど、見つけたら俺に聞いてね。とりあえず調べるから……」

ガレナ こっちからは電話かけられるんですがね。

GM そう! ガレナとインニェラなら上下に分かれていても【通じ合う意識】で6ラウンドの間は意思疎通出来ますからね。

ガレナ 何かあったらビビビしますね。

インニェラ ピピピなさって。

GM あと後輩諸君。君たちは補助動作で探索判定を行っていいものとします。

フロワ お!

ガレナ スイッチ!

ナント わああ探すぞ!

GM 自分の手番に1回判定が出来ます! さて、戦闘はじめていきましょうか!

ガレナ おー! がんばりましょう!

ヤーン お互い頑張っていこうね!

ナント やってやりましょう。

フロワ やったらあ!


 屋根上のラグナカングは20m移動して行動を終了させた。

 先輩サイドは、ミァンティールが【フィールド・プロテクション】を行使。インニェラは【インテンス・コントロール】を行使してストーンサーヴァントを強化。 ヤーンはギーに【魔法指示】を出し、【魔法拡大/数】で【バーチャルタフネス】をヤーン・ギー・ストーンサーヴァントに行使、最大HPを+9させて、ラグナカングとの接敵に備えた。この時点でGMは「敵を遠くに置きすぎたな……」と後悔したが、後の祭りなのだ。

 後輩サイドはガレナが目標値9の探索判定を行ったが、結果は7だった。その後【ディフェンススタンス】を宣言したのち、【フィールド・プロテクション】を行使。全員に効果が付与された。


フロワ じゃあ次いくぜ。まずは探索判定(ころころ)10!

ナント いけいけー!

GM いいね! ではフロワが辺りを見回すと、敵が陣取っている7両目のと6両目をつなぐ扉の隣に、何らかのスイッチがあることに気が付きます。

フロワ これはこの時点では押せない?

GM 押すのは主動作で行うことになるかな。攻撃するなら押せないな。

ナント なら俺が押しにいったほうがいいだろうか?

フロワ ナントは撃ちな!

ガレナ ナントは敵を削ってほしい! たのみます!

ナント わかった!

ガレナ じゃあ次押します! 乱戦入るけど私は命中-4されるので……。

フロワ じゃあ20m移動して魔動機Aに接敵。【切り返し】を宣言してモールで殴ります! (ころころ)14!

GM 攻撃を受けた事により乱戦エリアが生成されます。魔動機Aの回避は10なので当たります、ダメージをどうぞ!

フロワ (ころころ)15点!

GM えーっと、Aの防護点は2なので13点もらいます(残りHP5)。

フロワ 「扉の隣にスイッチがあるが、手いっぱいだ。詳しい二人のどっちかが頼む」

ガレナ 「了解だ! 遺跡の罠起動にならな、ちょいとした覚えがあるぞ 俺は」

フロワ そんな経験を積むんじゃない!

ガレナ なあに何事も経験だろう?

ナント では敵を削ります! 【ソリッドバレット】行使して、トラドールで魔動機Aを撃ちます。(ころころ)16! ダメージ判定いきます。(ころころ)6点!

GM すごい! 慣れてきてる!

ガレナ えらいえらい!

ナント 「こいつなら、届く」


 ナントは狙いを定め、魔動機Aの核を撃ち抜いた。Aはバチバチと火花を散らしたあと、その場に崩れ落ち動かなくなった。

 続く敵の攻撃。Aが沈黙したことにより乱戦エリアが解除されたため、魔動機Bはナントに向かって行こうとする。しかし、フロワが移動妨害を宣言し乱戦エリアを形成した。


フロワ 「どこに行く?俺がいるだろう。」モールで遮るぜ。

GM かっこいいじゃん……。

ガレナ えらい! ありがとう!


 Bはフロワに対して攻撃を行うも避けられてしまう。続く魔神もフロワに牙での攻撃を行い命中。6点のダメージを与えた(残りHP19)。

 1巡して2R目、ラグナカングは相変わらず20m移動し、先輩サイドとの距離を10mまで縮めた。


フロワ やったれスイッチ!

ガレナ 補助動作で【通じ合う意識】使用! よく知った相手インニェラへ「スイッチを発見した これから起動する」と短く伝えます!

GM はい了解です。ではインニェラは頭の中にガレナの声が響くぞ!

インニェラ 「あ? はい! スイッチあった⁉ えらい! 押しちゃって! 爆発したらなんとかするわ!」口にだしちゃってますこれ。

ヤーン 完全に電話の対応なんだよなぁ。

ガレナ 『了解、この通信の後すぐに起動する。こちらは順調だ、そちらも健闘を』

インニェラ 「誰に言ってるの?任せて頂戴、そちらも宜しくね。よくやってるわ」

ガレナ というわけで【ディフェンススタンス】を宣言して乱戦エリアへ! 主動作でスイッチを押します!

GM はい!

ガレナ ぽちーー!


 ガレナがスイッチを押すと、屋根上にいるインニェラとミァンティールのすぐ後ろにあったハッチが突然開き、キャノンが現れた。キャノンには操縦桿がついており、動かすことができそうだ。


インニェラ 「あっすごいのでてる」

ガレナ いいなあキャノン。

インニェラ 撃ちにきてもいいよ……。

ガレナ たどり着く前にしんじゃうな……。

ヤーン 気になるけど後ろ振り向けない‼

インニェラ 「ミァンそれやれる⁉」

ミァンティール 「動かす事自体は可能そうではありますね……!」

インニェラ 「こう……ぐーっとやってガッとひいてボンよ!そう書いてあった、多分そう」口でも言うしテレパスにも送る不穏放送。

ガレナ 『違う! そこは右のレバーを引いてから狙いをつけて……』

インニェラ 「右からえぐりこむように撃てって」

GM 情報が歪曲してるじゃん!

フロワ とりあえず後輩動いてしまおうか。魔動機Bを攻撃! (ころころ)11! ダメージは15点!

ガレナ えらーい!

GM 魔動機Bは少し浮いたが、まだ立っているぞ(残りHP15)。

ガレナ 「……! 今のは効いただろう、もう一押し……ってとこだな」

フロワ 「よし、このままいこう」

ナント 「わかった。あれを撃てばいいんだな」魔動機Bに攻撃! (ころころ)16! ダメージ8点!

ガレナ えらすぎるんですよ。

フロワ 使い慣れてきたねえ。

ガレナ みて‼ アイゼンさん‼ 貴方の銃が‼

ナント だいぶと慣れてきたぞ……!

GM ああ見えてるぞ! (みえてない)バチバチ火花は散らしているがまだ停止には至らないな。

インニェラ 10m先だから届くな。【異貌】使用、【バイオレントキャスト】を宣言してファイアーボールを撃ちます! (ころころ)20!

GM 出目2と1でも20出るん⁉

インニェラ 抵抗ぬいてる⁉ ぬいてるな! 全部位遠慮なさらないで。(ころころ)ダメージ21点!

GM ぎゃー! ご遠慮しますう‼

ヤーン ニェラかっこいー!

インニェラ これ車内に響くだろうな。21点のファイアボールの音をお楽しみください。あと2-3mの石像であるらしいストーンサーヴァントの駆ける音をお楽しみください。

ガレナ こわい……。

フロワ 嫌だ……。

ガレナ 「何……? 荒れてるな、インニェラ……」

ナント 「うわ、なんかすげえ音してるんだけど、なに??」

フロワ 「上がガタンガタンいってるがどうなってるんだ……?」


 続いてストーンサーヴァントがラグナカングの翼Aを攻撃し見事命中。ダメージ13点を叩き出し、HP8だった翼Aを見事に落とした。これによりラグナカングの命中・回避が-1下った。


インニェラ 「よしよし! やったれ‼」

ミァンティール まずパラライズミストでラグナカングの胴の回避を-1、それからブレス拡大で前衛2体にかけようかな。器用アップで。ストーンサーヴァントにも効く?

GM 影響あるかはGMが判断しろってかいてあるのできくことにします!

ミァンティール OK、では行使(ころころ)発動!

インニェラ&ヤーン やったーー‼

ミァンティール 「どうにか戦線保たせてくださいね」

ヤーン 「おっけ! 下でみんなも頑張ってるもんね‼」


 ヤーンは【風の翼】を使い、更にキャッツアイを使用してラグナカングの胴体を攻撃。14点を与えた。ラグナカングのHPは翼Bが8、胴体24、頭47。

 3ラウンド目、ラグナカングは魔法拡大/数を使用してキュアハートを残った全部位に行使。頭と翼が14点、胴は13点回復した。


インニェラ あってめえ‼ 人のファイボを‼ ねじりきるぞ‼

GM わはは! HPは頭が58、胴体が34、翼Bが22になりました!

インニェラ かあいらしこと……。

GM かわいいでしょ。可愛い攻撃受けてってよ。


 ラグナカング(胴・翼)はギーに攻撃したがヤーンの【かばう】に阻まれ3点のダメージを与えた。特殊攻撃の毒攻撃もあったが、ヤーンには効かなかった。


インニェラ そう言えば砲台使った時の効果はどうなるんだろう?

GM OK、では情報を開示するね。


・砲台

 ザーレィドルンの筒を応用して作られた砲台。射程は20m(貫通)で、対象に2d6+10点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えられる。

 ダメージを与えられる距離は20mだが、レイルウェイカノンを牽制するために使用するならば、列車の最後尾から20m離れていれば使用することが可能。

 使用する場合は冒険者レベル+知力B。目標値は16。


インニェラ これ……貫通だからラグナカングにうつと………。

GM ですね(味方にもランダムで当たる)。

インニェラ だよな? OK動きます。


 インニェラは魔法拡大/数でリープスラッシュを行使。素通しで頭に17点、胴に23点、翼に23点を与えて翼を落とした。ストーンサーヴァントは胴体に攻撃し12点を与えた。

 そう言えばこのラグナカングはかけらを3つほど入れているので、本来ならば抵抗力が+1されインニェラの魔法を半減できたことに今気づいたのだった。しかしあとの祭りなのである(2回目)。

 重ねて、ラグナカングの胴体はこの時点でHPは0だったのだが、GMがおかしな勘違いをしてHPは11残っています! と伝えていたことにセッションが終わってから気づいたのだった。本当にすみませんでした! それを踏まえて続きをどうぞ。


インニェラ ストーンサーヴァント、2回目の攻撃(ころころ)成功したけどダメージ1ゾロ! なんでここで1ゾロでるねん‼

GM サーヴァントちゃん……。

インニェラ 1ゾロこれ……サーヴァント2回目。PCとあわせて5回目。

ヤーン 1ゾロが多い卓。

GM いやマジで多いよ1ゾロ。5回とか250点もう貯めてるぞ。

ミァンティール 結局これ、大砲はラグナには使えない感じなんかな?

ヤーン 多分レールウェイカノン用だと思う。

ミァンティール だよね。

GM 使ってもいいけど、味方も巻き込みますね思いっきり。

インニェラ ええけど(ええけどじゃない)。

ヤーン ヤーンが蒸発する!

ミァンティール 今まだHP回復いらないかな? 攻撃しとく……?

インニェラ しといたらどうだろう。

ヤーン HP回復はいらない~大丈夫~攻撃して!

インニェラ 胴が落ちないと多分ヤーンは攻撃が当たらないからな。魔力があるからミァンのフォースで抵抗ぬけたら落とせるはず。

ミァンティール じゃあ別部位ねらってパラミスはかけといた方がいいかな。 

ヤーン うんうん。

ミァンティール OK、パラライズミストをラグナカングに撃って、魔法拡大/数で頭と胴にフォースを撃ちます(ころころ)15! 半減なので頭は9点、胴は7点です。

GM  頭のHPは49、胴はあと4です! (※本当は-6)

ヤーン 当たれば落ちるな。ヤーン行きます! (※当たらなくても実は落ちていた)


 ヤーンはテイルスイングを宣言して胴と頭を狙ったが避けられてしまった。続くギーも胴に狙いを定めるも、当てることは出来なかった。

 続く車中の後輩は、ガレナがフロワにキュアウーンズを行使しHPが19まで回復。フロワが魔動機Bを攻撃。11点のダメージを叩き出しBを沈黙させた。ナントは魔神に対しソリッドバレットで攻撃。11点のダメージを与えた。


フロワ 「…この獣なんなんだろうな? 幻獣?」だれもぬけてない。

ナント 「わかんない」

ガレナ 「どこか~で昔……見たことあるような……気がしないでもないんだがなあ」

フロワ 「しないでもないかあ~」

ナント 「とりあえず殴れば倒れる」

GM (アザービーストなんですよ……)

ナント GM〜! リロードって1ラウンドかかるんでしたっけ?

GM そうです! リロードは基本主動作だよ。マギテックレベル4で使えるクイックローダーを使えば補助動作で充填が可能になるよ。

ナント OK、では次回リロードだ。「ごめん! 次弾切れだからがんばって‼」

ガレナ 「了解、ゆっくり装填でも整備でもしてくれ! ここは通さん!」


 魔神はフロワに攻撃をあてるも3点のダメージしか与えられなかった。


GM さて、全員の行動が終了したところで、遠くにあったはずのレイルウェイカノンの姿がどんどん見えてくることに先輩達は気がつくだろう。

インニェラ 「あら、きたきた…………」

ヤーン 「振り向けないからもうちょっと実況してほしいんだけどなぁ!」

インニェラ 「実況すると全部ガレナに聞こえちゃうんだけどいいの? そろそろレイルウェイカノンがおいすがってきてもうじき砲撃が届くって伝わっても」

ヤーン 「あっ良くない。黙ってて!」

ガレナ 『伝わってるからね⁉⁉』

インニェラ 『おっと』

フロワ 「おいどうした」

ガレナ 「い‼ や……まあ…………そろそろ大きく揺れるかもしれん」

フロワ 「おっと………わかった」察した。

GM 現在、レイルウェイカノンと魔動列車の距離は40m。カノンのガンの飛距離は50m。多腕の魔動機は、列車の最後尾に照準を合わせ、砲撃を開始した。

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