16.はじめての遺跡調査、いつもの遺跡調査③

GM 場所の移動・再挑戦ありましたら申請おねがいします。

ヤーン 一回真ん中に集まらない?

GM ん、それじゃあ一度中央に集まって情報共有したことにしようか。それからまた分かれるなり何なりしたことにしよう。

ガレナ 中央は一旦クリアかな?

GM 中央の探索は終了してるよ。

ガレナ 了解! じゃあ南でしたっけ。向かってみましょうか?

ナント こちらも一旦罠の解除まででよしかな。南行きましょうか。

ヤーン うん、南でいいかな。

ミァンティール 他必要そうなとこあれば行くし、なければ南って感じかな?

ヤーン ミァンとガレナは西の設計図手伝ったりどうだろう? ニェラに北の扉をアンロックしてほしいなって気持ちはあるかな。

インニェラ 私は西で設計図再挑戦しまーす。通らなかったらミァンにみせにいくから南みにいって!

フロワ 自分もインニェラ先輩と一緒に、西であーでもないこーでもないやってよう。

ヤーン 了解です! そしたら扉は警戒の石が挟まってるから、アンロックが安全じゃないかなってお伝えしとくね。罠はナント君が解除してくれたよ!

ミァンティール オーケー。

GM ではインニェラとフロワが西側に残って、他の4人が南側を見に行くでいいかな?

一同 はい!

GM OK! では南側からいこうか。


・部屋の南

 部屋の南側へ向うと、直径5mはあろうかという大きな入り口が見えてくる。重厚なシャッターが降りていて、人の力では到底上げられそうにない。あたりを見回せば、その入口の隣に人族用の出入り口があることに気づくだろう。普通の鉄の扉とは違う、一風変わったデザインをしている。


GM ナントには、これが魔動機を使った扉であることが解るよ。

ナント 「あ、これ魔動機を使った扉だ」指差して伝える。

ガレナ 「ふむ? 変わった作りだなと思ったが……」

GM 探索判定が振れる。ナントはマギテック+知力Bで扉をみることができる。結果は違うよ。

ミァンティール ほうほう。

ヤーン ほうほう。

GM 探索判定の目標値は10、マギテック判定の目標値は9だ。

ミァンティール (ころころ)15。ちょっと振るわんな出目が。

ヤーン (ころころ)11。あぶあぶ。

ナント (ころころ)10!


・南側の扉

 ミァンティールとギーは、専用の鍵を使わなかった場合、警報が鳴り響く仕掛けになっていることに気がつく。だがこの機構が生きているかどうなのかまではわからない。

 ナントはそれに加え、この扉の機構はまだ生きていることが解る。


ガレナ おほほ。

ミァンティール なるほどねぇ。

ナント 「うわ、この扉だいぶ面倒なやつだ」

ガレナ 「面倒? スイッチでも押さないと開かないとか……?」しげしげと扉を調べてるナントを見てる。

ヤーン 「専用のカギがないと、鳴く子だねぇ」

ミァンティール 「これは、専用の鍵の類が必要な扉ではありますね……」ここまではわかる。

ガレナ 「ああ、警報が仕掛けられているのか」

ナント 「専用の鍵以外だと高度な技術がいるし、それにこの機構まだ生きてるよお……俺じゃ解錠は無理」

ミァンティール 「となると、どこかにあるのでしょうかね。鍵」

ガレナ 「鍵……になるようなものはあっただろうか? 中央の朽ちた車両には見当たらなかったと思うが」

ミァンティール 「あるとすれば……」とまだ見てない北の方を見やる。

GM さて、次西側にいこうか。

インニェラ フロワに見せてもらった本あるから、分野にアタリがつけられたんじゃないかな~ボーナスつきませんか? どうですか?

GM 分野のあたりはつけられないでしょう。これに関しては別ジャンルになるね。

インニェラ ぷー! では普通に再挑戦を。

GM 再挑戦どうぞ、目標値11。

インニェラ (ころころ)14!

GM 通ったね!


・設計図

 インニェラは床におちていた設計図のかけらをちょろちょろと拾い集め、ああでもない、こうでもないと熟考した結果、ようやく答えを導き出すことが出来た。

 【レベル11】レイルウェイカノンの設計図だったようだ。持ち帰れば200G程度にはなるだろう。


ガレナ いいなあ‼

インニェラ 鉄オタの声がきこえる。

ヤーン お宝だ~。

インニェラ 「……ああ、成程。車両用の武装の設計図ね。さっきガレナが戦闘用車両だってパントマイムしてたでしょう。それ関連のものだわ」

フロワ 「こっちが砲身ですか。排気管がこっちなんだ……ガレナ喜ぶだろうな……」設計図をぐるぐるまわしてながらしっぽふってる。

インニェラ 「そうそう……めぼしいものはこれくらいかしらね。えーと……じゃあ私北側の扉を開けてほしいらしいから見てくるわ」

フロワ 「ええ。俺も」

GM 2巡目の探索が終了しました。3巡目に入るぞ。

インニェラ 北側、扉をアンロックしましょう。

GM アンロックね。一応行使判定どうぞ。

インニェラ 「フロワ、見ておいてくれる? なんかこの石に触ると危ないらしいから」

フロワ 「ええ。わかりました」低レベルとはいえ前衛なので守るぞ。

インニェラ (ころころ)21!

GM わーこわい! 21!

インニェラ MP3を使い魔から支払いました。(使い魔のMP残り2)

フロワ (カエルがしぼんでいく……)

インニェラ プシュウ……。

GM カチッと小気味良い音が鍵穴から聞こえ、キイ……と、自動的に扉が開きます。

インニェラ 「……はい、マスターキー。開いたわよ、石に触らないようにしてね」

フロワ 「ええ」扉の中見るか。

インニェラ 「あいたよー」(南のほうへ)

GM 南側のひとたちが北側にくるなら、北の部屋を探索できます。

ガレナ 合流しましょうか。

ガレナ 「ああ、今行く! 俺たちも北の部屋へ向かおうか。」

ヤーン 「はーい! なにがあるんだろうねえ」

ナント おっけー! いくいく。

ガレナ では4人で北に合流するね~。


・北の部屋

 北側の部屋の中は8m四方の部屋に本棚が等間隔に並べられています。棚の中には本や紙束が雑に置かれています。状態が悪いものが多く、文字が滲んでいたりかすれて読めないものが多いようです。


フロワ 「ここも書庫かあ……おーい、こっちだこっち」

ガレナ 「その部屋はどうなってるんだ?」ひょっと顔を覗かせながら。

インニェラ 「書庫みたいね。そっち鍵がいるんだっけ? ここに突っ込んであるといいんだけど……」

ガレナ 「そうだ、専用の鍵がなければ警報がなる仕掛けらしくてな。ナントの見立てではどうにもまだ機構が生きているみたいだ」

GM 探索判定を振ることができる。目標値は後輩が9、先輩が16。

ミァンティール これは合流組も振れるのかな?

GM できるよ。

フロワ (ころころ)15!

ヤーン (ころころ)16!

ナント (ころころ)12!

ガレナ (ころころ)7!

インニェラ (ころころ)7!

ミァンティール (ころころ)14!

GM すご、出目がいい。

ヤーン ナント君、探索すごい優秀だねぇ。

ミァンティール こちらは低まり気味だわ。

ガレナ 鉄に囲まれた小屋のなかですからね……。いまいちノらないのかもしれないミァンは。


・北の部屋の探索結果

 フロワとナントは、本棚と本棚の隙間に意匠の凝らされた鍵が挟まっていることに気がついた。ナントはこれが魔導器を使用した鍵であることが解るだろう。

 ギーは一冊の本を加えてヤーンにわたす。比較的状態のいい本です。内容は魔動機文明語で書かれています。


ガレナ なんでそんなところに!

ヤーン これ落としてはさまったのでは??

フロワ 「それってこれじゃないか?」鍵。

ナント 「あ、鍵あるじゃん!」

ガレナ 「え? あ……? どう、なんだ? ナントならわかるか?」

ナント 「これなら開くんじゃないかな〜たぶん」

フロワ 「あるよな、家具の隙間に鍵落として行方が分からなくなるやつ……」

ナント 「わかる。落としたまま行方知れず、開かずの引き出しになることある」

インニェラ 「あら、鍵あった? 良かった、そういうところについおいちゃうものよね」

ヤーン 「あっ。ギーさんありがと!」開く。読めない「ニェラ、はい‼」(笑顔)

インニェラ 「はーい」本を受け取って開きます。


・魔動機文明語で書かれた本2

 インニェラが本を読むと、武装魔導列車に搭載されている砲を使用するための手順書であることが解るだろう。


インニェラ わあい。「……ガレナ~、いいものあるわよ~」

ガレナ 「ん? 何がかかれているんだ?」

インニェラ 「ま、現物がないんじゃ撃つこともできないでしょうけど……武装魔動列車の搭載砲の手順書よ」

ガレナ 「……! ここが武装列車車両の保管倉庫だったということは間違いなさそうだな」

インニェラ 「じゃあこの部屋の列車がなんか……テンションあがって通路をぶちやぶって出ていったのかしら?」

ナント 「やばいじゃん?」

フロワ 「さっきは列車の連結部についての文献もあったしなあ」これも共有しとこう今のうちに。

インニェラ 「あっちでレイルウェイカノンの設計図と、切り離しの手順書もでてきたわ。本体があれば楽しかったのにね」

フロワ 「俺にはよくわからんが……列車が好きな奴にとって値千金なんだろうな、こういう設計図……」

ガレナ 「……ここに書かれている図面も……うん、間違いない。現代じゃ再現できない仕組みに……ああ……ここはまだ旧式の様式が採用されているんだな」

フロワ 「なんだかわからんが楽しそうで何よりだ」

インニェラ 「いいものだった?」

ガレナ 「間違いなく。魔動列車工房に行ったとして、一般人では到底閲覧許可の下りないだろう貴重な資料だ」

インニェラ 「良かったじゃない。本物も見られればね」

ヤーン 「なんにもわからないけど、ガレナがワクワクしてるのはわかるからボクもワクワクする~」

GM さて、鍵も見つけましたね。南側へいってみますか。

インニェラ そだね、いってみましょうか。

ヤーン 行ってみよっか。なんだかすごいことになってきたなぁ。

フロワ いってみよう。

ナント いこういこう。

ガレナ 資料を立ち読みしながらついて行っています。

GM では一行は再び南側の扉の前にやってきた。扉は固く閉ざされているな。

インニェラ 「とりあえず南の扉をあけてみましょ」

ナント 「鍵がこれであってるといいんだけどな〜〜〜」と言いながらさっき見つけた鍵を突っ込んでみようかな。

GM それでは鍵穴に鍵を差し込みひねる。カチリと鍵が開く音がし、機構の動きが止まった。

ヤーン はいろうはいろう。

ミァンティール 全員入らないで誰か見張り置くとかする? って感じかな? どうなんだろ。

インニェラ なかを覗いて入ろう入ろう。

フロワ 「おっ、開いたらしいぞ」いくぜいくぜ。

ガレナ 「……! ああ、今行く」資料を閉じて合流しますね。皆入るならそのまま入室します!

GM 全員はいらない? 入る? 決めてもらえると嬉しいな。

ナント ナントは入る。

フロワ フロワもはいろう。

ヤーン 見張りになるならヤーンとギーがなるよ。


ミァンティール みんな入るなら入るで一括で入っちゃうのもアリなきがする。

インニェラ ヤーンは残る? 私は入るね。

ヤーン 暗視がいりそうならヤーンとギーも入るよー。

ミァンティール なら全員行く感じかな。

GM 全員で行くだね。では描写を。


・南の扉の先

 中は暗く、光がなければ一寸先も見えない状態だ。暗視があればここが廊下であることがわかるだろう。光をつけるなら暗視がなくてもそれがわかるだろう。廊下は奥へ奥へと続いている。


ナント 「奥があるみたいだよ〜……暗くて見えない」

ガレナ 「……暗いな。今明かりをつける」たいまつに火をつけます。

インニェラ 灯りつけまーす。たぶん入る時点でランタンか何かをつけているとおもう。

フロワ 「先がありそうだなあ……行ってみましょう」

ヤーン 「ギーさんとボク先頭でいいかな。警戒しやすいと思う」

GM ……ヤーンが先頭でよろしいですね?

フロワ おっけー。

ミァンティール なら殿の方つくといいかなこちら。警戒しつつ行くってことで。

GM ミァンがしんがり。ふーんわかりました。

ミァンティール GM怖いなぁ?

ヤーン 怖いねぇ。

フロワ ホホホ…。

インニェラ ふーん。

ミァンティール いや後輩置くよりは……と思ってね。

GM ふーん……いいですよ。

ガレナ 「ああ頼む、ナントは中央に。俺とフロワは後ろを警戒しよう」

GM では決定でいいですね?

ナント 「わかった…」

ガレナ ねえ‼ 私も後ろ行くとおもいましたが、ミァンの防護点みて冷静になりました(ミァンティールの防護点は8)

インニェラ せやで 金属鎧やからな。

ミァンティール 金属ではないよ。

インニェラ あれ。ブレストアーマーって非金属なのか。

ヤーン ミァンもね。堅いんですよ。

ミァンティール うん。

ガレナ でもすぐカバーできる位置にはいますね カバーされる身分なのですが……。

フロワ 「ミァン先輩、何かあったら言ってくださいね!」俺が守るよ顔だけど俺の方が弱い。

GM では先頭はヤーン、後方はミァン。後方までの距離は3m以上あきます。かばうは使用できません。では、いきましょう。

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