若木未生 桑原水菜

 前田珠子世代はおそらく、桑原水菜と若木未生も読んでいる(決めつけ)。


 若木未生は、「ハイスクールオーラバスター」と「イズミ幻戦記」がニ強かな。

 ザザはともかく、エクサールとかグラスハートは、ちょっとイライラして読んでない。


 一応「オーラバ」は徳間に移って継続しているみたいなんで、まとまったら買おうかな、とは思っている。イズミさまもとりあえず終わってくれたのでよかった。


「グラスハート」はファンタジーとかでない、青春ものなんだけど、なんだか途中でツラくなってコバルトの時点で読むのやめちゃったな。一応徳間で完結しているみたいなので、機会があれば……って言ってると読まない気もするけど。


 で、「オーラバ」、キャラが立ってますよね。

 希紗良とか十九郎とか、派閥できてましたね。今で言う推しキャラですか。

 ちなみにこーじーは十九郎派でした。

 腹黒好きですねー(笑)

 

 そして、キャラが立つと言えば、やはり「イズミ幻戦記」でしょう。イズミさまの四文字熟語の羅列、素敵過ぎる。

 戦闘シーンは身体が痛くなりますけどね。

 いや、前田珠子もそうか。


 いやもう、「イズミさま」とか、さらっとさっきから言ってる時点で、こーじーの傾倒具合が分かりそうなものですが。

(と言うか、前田珠子らへん、まだ文章が猫かぶっているので、こういうノリで書けてないだけで、しっかり闇主教徒でしたよ(笑))

 

 逆に、若木未生の作品全般では、やはり好みの温度差が結構あって、合わないのはやっぱり合わない。


 一作品にものすごくハマる分、落差が他の作家より大きいかな。

 正直オーラバも後半落ち込みすぎてキツイんだけど、でもキャラ愛で乗り越えている。


 語りたいのに、語れなくなりそうなので、次!


 桑原水菜。「炎の蜃気楼ミラージュ」。


 はうっ! 高坂弾正さまっ!

 

 とか、やってましたが。


 ……直江さんが暴走し始めたところで本を閉じました。


 いや、って言うか、今なら読めるか?!

 当時はダメでした。

 

 戦国で上杉で武田で、こんなにホイホイ要素があるのに。

 全ては直江さんのせい。

 

 戦国女子を確実に増やしたと思います。

 こーじーも戦国好きなのに!


 でも、こーじーは、ここで桑原水菜の他のシリーズにも手を出さず、接触を絶ってしまいました。

 

 ハマり出すととことんハマるくせに、ダメとなると、完全シャットアウトなところがあります。

 作品のモチーフとか、結構合う気がするのになぁ。

 真田幸村の出てくるくノ一見習いのヤツとか、読めばよかったのにな(第1話だけ雑誌で読んだ)。

 

 確実に心に楔を打ち付けてこられたがゆえに、思い切り突き放してしまいました。


 そろそろ歩み寄ってみようかな。

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