御伽噺

御伽噺


窓の外を

一身に

見つめる君


どうやら

猫が通ったよう


あの猫は

お姫様の猫

今から

お茶会に

行くんですよ


私にも

お茶会の

招待状が

届いたよ


でも今日は

お家にいたい

気分なの


僕には

見えない

御伽噺

招待状は

届かない


君だけの

御伽噺


窓の外は

僕が見ている

一様な世界より

ずっとずっと

色んな奇跡で

新しさで

楽しさで

溢れている


どうしたら

お父さんも

お茶会に

行けるの?


お茶会は

れでぃだけの

秘密なの


君は

窓の外を

見つめ続ける


僕には

行くことが

叶わない


きっと

君しか

行けない

君だけの

御伽噺


猫は優雅に

あくびをする


君も小さく

あくびをする



なろうの方に詩の君を投稿しようとしたら200字以上じゃないとだめだったので咄嗟に考えた詩です。五分で思いつくままに書いたもので、推敲してないのでお恥ずかしいものですが折角ですからこちらにもあげます。

付け足し方が雑なので、なろうでは凄くその場で考えた感があって面白いです。

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