ミッシェル・クルエラ

●ミッシェル・クルエラ

Michelle=Cruella

真名:Maria=Cruella/マリア・クルエラ

二つ名:無し

魂の色:混色ミックス/吸血鬼としての特性

種族:怪物/吸血鬼ヴァンパイア第二世代セカンド

生年月日:2001年/ヴァンパイア世界―ヴドラクの里

没年月日:存命

魔力最大値:369

身長:155cm

外見年齢:14〜17歳程度

使用魔法

・身体能力強化魔法

・催眠魔法

・霧の魔法

・テレパシーの魔法(子機)

特徴:

ルーマニアの奥地にあるヴァンパイアの世界からやってきた吸血鬼の少女。我々の扱う区分としては『第二世代セカンドの怪物』という扱いになる。第二世代セカンドとは、本来子を為せない死者の魂が、なんらかの理由で生者の肉体を乗っ取って子を作り、魂の要素を遺伝させた人為的な『怪物』とその子孫達のことを言う。遥か太古の時代に、『後に吸血鬼と恐れられる』『吸血鬼らしい特徴を持った』怪物が、どうにかして子孫を残し、繁栄したのだろう。

このような経緯から、第二世代セカンドは生きている肉体を持ちながら、寿命が長く魔法を扱うことができる、といった特徴を持つ。

長くさらさらに流れるブロンドヘア、縦長の瞳孔が妖しさを増している瞳。病的に白い肌。整えられた長い爪。正に寓話のヴァンパイアそのものな外見をしている。顔がモデルのように小さく、ドールと見間違うほどのきめ細かな肌をしている。

ヴァンパイア世界にはいくつもの国(里)があり、そのひとつの中でも階級がある。王族の次に力を持つ貴族家という家のひとつ、クルエラ家に彼女は生まれた。

元々ヴァンパイア世界は他の世界との関係を築いていなかったが、彼女が個人的に友人となったギンナ・フォルトゥナら銀の魔女との関係から、カヴンとヴァンパイア世界との連携に繋がり、魔力インフラ整備の段階でようやく、ヴァンパイア達の魔力を裏世界へ供給するという契約を結び、ヴァンパイア世界は『開国』した。

その象徴として、また貢献度と実力的にも、彼女は予てより空席のあったカヴンの一席に座ることになる。

彼女の実力を計る成果としては、裏ベネチアを治める名士デイヴィット・ライゼン卿との関係が挙げれられる。彼女はなんと卿を催眠魔法によって支配することに成功している。つまりは、ベネチアは実質彼女の手中にあるのだ。

ライゼン卿はこのことについて肯定的で、彼女のことを認めており、カヴンについてもベネチアについても何も問題が無いと言う。

催眠魔法とは掛け続ければ『馴染む』らしい。恐ろしい種族である。

彼女は友人であるギンナ・フォルトゥナの種族でもある『魔女』に興味があり、議会メンバーでありながら魔女学校ソーサリウムへの編入を希望したことがあるらしい。流石にそれは却下されたものの、ギンナ・フォルトゥナが紹介した生徒(当時)であるヒヨリに、授業内容などを教わっていた模様。

因みに、主食は催眠魔法によって奴隷にした他の動物の血液ではあるが、他の食材を食べられないという訳ではないらしい。

ロリコンで知られるライゼン卿が健在な内は、彼女による吸血被害は起きないだろう。

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