『未来の魔女』セレマ・ドゥーンライ

●セレマ・ドゥーンライ

Thelema=Tuonglai

真名:Lê Họa/黎華/レー・ホア

二つ名:未来の魔女

魂の色:烏羽色グロッシーブラック/幽体内魔力の可視

種族:魔女

生年月日:1500年代/黎朝ベトナム

没年月日:1500年代/斬首による処刑

魔力最大値:606

身長:168cm

外見年齢:30歳前後

使用魔法

・未来予知の魔法(特化型)

・テレパシーの魔法(子機)

・テレポートの魔法

・テレキネシスの魔法(無生物操作)

特徴:

彼女の名前と存在は、カヴンというものが一般に認知される以前より広く知られていた。『未来の魔女』と言えば、裏世界最高の占い師の名である。

その占いの予約は基本的に数ヶ月待ち、酷いときは数年待ちと言う。本物の魔女による本物の占いである。人間の行うインチキめいたものではない。

その実態は、彼女の魔法によって、眼前の魂の未来を視るというもの。詳しく言うと、その魂の状態から、これから起こる変化を高精度で予測するというものだ。それは依頼者の魂だけでなく、その周囲や世間、世界の流れを大まかに視ていることで発揮される。唯一無二の魔法である。

カヴン議会メンバーであるが、組織内にて部下を持つこともなく、占い師として議長イザベラ・エンブレイスの参謀を担う他、魔女学校ソーサリウムの教師を務める。

素性については謎だらけの他の魔女達より一層謎が多いが、噂によると近世東南アジアのとある国の王族であったとか……。

話し振りはハキハキとしており、いわゆる『サバサバ系』に当たると思われる。占っても無駄であるような、明らかに分かりきったことに対しては占いを断るシーンも度々あるそうだ。

彼女が仲間の未来を視て、イザベラ・エンブレイスが方針を決める。このふたりはカヴンにおいて古参であり、また名コンビであると言う。プライベートでも仲が良く、イザベラ・エンブレイスの居城でふたりティータイムを嗜んでいる光景は魔女園ヘクセンナハトでは日常らしい。なんてことのない雑談から、裏世界の進退まで。その話題は尽きることがない。これまでの500年も、きっとこれからの500年も。

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