経済、歴史の100年サイクル
22年の時点で23年の7月から9月に市場の崩壊がやってくるだろうと予想していたが見事に外れた。
この時点での予想の根拠はいくつかあるが、その目に見えやすい指標となったのがイールドカーブである。
とくに、米国10年債の金利から2年債の金利を差し引いたイールドカーブである。
通常、10年債の金利が2年債の金利を上回っているのもだが、これが逆転し、二年債が10年債を上廻ってしまうことがある。これが逆イールドと呼ばれる現象である。
以下トレーディングビューでチャートを確認できる。
https://jp.tradingview.com/symbols/FRED-T10Y2Y/
0よりしたにある状態つまり、マイナスとなるということは、2年債の金利が10年債を超えてしまっている状態にある。0より下の状態が逆イールドという。
この逆イールドが発生してそれが解消される。つまり、0より上になった時。その解消から2年以内に金融市場が崩壊している。これが過去50年100%の確率で発生している。
上のリンク、チャートの期間を全期間に変え、1980年、1990年、2000年、2008年の有名な金融危機のタイミングをみてみるとよい。
なぜこのようになるのかロジックはちゃんと存在しているが、投資家でなくともこのことは知っておいてよいだろう。
22年に逆イールドに入り、23年には純イールドに戻るであろうと予想し、そして、金融市場の状態を見てきたことによる23年の崩壊の予想であった。
しかし、一向に解消に向かわないということが2年続いている。
市場の崩壊は、逆イールドが純イールドに戻るまで発生しない。
結論で言えば、24年には、まだ崩壊は起きないであろう。
0より上つまり、純イールドになった時が、崩壊の合図となるが、恐らく24年内には、純イールドに戻らないであろうとかんがえている。
大規模な戦争もないであろう。戦争おきるのは、市場が崩壊してからの話であるからだ。
24年に崩壊が始まったとしても底を打ちは来年以降となり、底を打った段階になってからが戦争の合図となるからだ。
大きな流れとして、30年~40年サイクル。100年サイクルが存在している。
だいたいこの周期で金融市場が崩壊に向かう。
特に100年サイクルは、巨大な金融リセットが発生する。そして、同時に歴史の転換点、覇権国家の転換が起きる。
17世紀スペイン・ハプスブルク帝国が世界を支配し金融を支配していた。
しかし、1701年7月9日 – 1714年9月7日 スペイン継承戦争を機にこの支配は終焉を迎えた。
これまでの基軸通貨はスペインペソであったが、その後、その地位をオランダギルダーに譲ることとなる。
1803年 - 1815年ナポレオン戦争を機に、これまでの列強国であった神聖ローマ、スペインハプスブルク帝国、フランスブルボン王国、イングランド王国の列強支配は終了し、スイスハプスブルクを盟主としたウィーン体制に切り替わる。イギリス王はこの時、ハプスブルクの家来であったドイツのザクセン家が王位に就く。
これまでの多極列強世界の中心となっていたオランダギルダーは、ウィーン体制以降の大英帝国によってその地位をイギリス・スターリングポンドへと明け渡す。
1919年第一次世界大戦後の技術革新にって発生していたバブルが崩壊し、1929年、世界恐慌へ突入する。恐慌の混乱、第一次世界大戦の遺恨から派生した第二次世界大戦。その後、1945年の終戦を機にイギリスポンドの基軸通貨の地位を完全に喪失。アメリカ・ドルへと移行した。
1919年以降のバブルを牽引していたのはアメリカであり、この時すでに中心はドルであったが、正式に?ドルへ移行したのは1945年からだった。
ヨーロッパは、第一次世界大戦前から、オットー・ハプスブルクによって提唱されていたEU構想が戦後実現し、EUが発足する。
現在が前回から丁度100年目に当たり、リセットが迫っていることを予感させている。
閑話、次は何になるかと言えば、一つ私の予感として、中東に移るのではないかと考えている。サウジあたりか・・・・?
銀行家による金の価値という洗脳が金融市場を作り出し、人々がまだ、地金に価値があるという幻想にとらわれている間は、目覚めは無いだろう。そして、膨らみすぎた市場を整理するイベントがリセットである。
そして、おそらく、現在が1927年と同じではないかと考えている。
1929年にリセットが始まり、世界恐慌へと突入した。
1927年の株式市場は、毎月、史上最高値を更新し続けていた。
しかしながら、1927年当時には将来の金融危機が予想されており、1927年のジュネーブで行われた世界経済会議ではすでに世界恐慌の議論と対策の決議がされていた。
もしかしたら、一つの覇権が終了し、列強国による多極化に向かうであろう様相は、18世紀のスペイン帝国の衰退に近いかもしれない。
その後世界のオランダの地位を2000年代で日本が東アジアで実現することに期待したい所だ。これはただの願望である。
―――――ひふみ神示 第二巻 下つ巻―――――
第三十五帖 (七七)
何もかも持ちつ持たれつであるぞ、臣民喜べば神も喜ぶぞ、金(きん)では世は治まらんと申してあるのに まだ金追うてゐる見苦しい臣民ばかり、金は世をつぶす本ぞ、臣民、世界の草木まで喜ぶやり方はの光のやり方ぞ。
――――――――――――――――――――――――
―――――ひふみ神示 第四巻 天つ巻 ――――――
第二帖(一〇九)
富や金(きん)を返したばかりでは、今度は役に立たんぞ、戦ばかりでないぞ、天災ばかりでないぞ、上も潰れるぞ、下も潰れるぞ、つぶす役は誰でも出来るが、つくりかためのいよいよのことは、神々様にも分りては居らんのざぞ、
――――――――――――――――――――――――
上のひふみ神示からの抜粋は地金には本当は価値がないことの抜粋の一例だ。
金は、悪神による洗脳に過ぎないことは、幾度とひふみ神事で語られている。
かつて金が大暴落したことがある。いつか、スペイン帝国が南米を支配した時だ。
大量の金が採掘され、金が暴落した。その後、金は流通量が調整され、現在もBISによって価格が管理されている。
そして、幾度と経済危機が起きるたび、金価格は下落した。
暴落とは、経済不安であり、失業率が上がり、強烈なデフレが発生し、そしてそれ以上の収入の低下が起きる。そして、食えない金など持っていても仕方ないと気づき、本当に価値あるものは労働力と衣食住であることに気付く。
2020年から24年まで、最近よく聞く金融資本家の終焉、DSの終わりで、金価格が上昇する。金本位性にもどるため価値が上がる。金を買っておくべきという言説。
「ありえない」と言っておく。金こそ彼らによって管理され操作され、価値の幻想を植え付けているものだからである。
地金が金融と、信用創造の基軸として利用されている基準であるため、金融が本当の意味で崩壊すれば、金は無価値に戻るであろう。
こういったイベントは、おそらく近々起きない。567の世界はまだまだ先だと言える。
しかしながら、これから、1,000年記の最後の重なり部分の100年にこれから入っていくであろうと考えてられる。
この変化がひふみ神事において語られているであろうことがいくつかある。
本当にソレのことかは、確証はないわけだが。
例えば、下の様な、一例は、VR、メタバース、ムーンショット計画を連想させるものだ。時代の区切りに現れる変化で、それがそれであるというならば、そうなのであろうと解釈することが出来る。
―――――ひふみ神示 第二十四巻 黄金の巻(コガネの巻)――――
第五十九帖
【(テン)忘れるなよ】。世を捨て、肉をはなれて天国近しとするは邪教であるぞ。合せ鏡であるから片輪となっては天国へ行かれん道理ぢゃ。迷信であるぞ。金で世を治めて、金で潰して、地固めして みろくの世と致すのぢゃ。三千世界のことであるから、ちと早し遅しはあるぞ。少し遅れると人民は、神示は嘘ぢゃと申すが、百年もつづけて嘘は云へんぞ。申さんぞ。(十二月七日)一二十
―――――――――――――――――――――――――――――
また、上の記述は、お金、通貨、地金が次のステップ、567までの字固め。
つまり、567に入るには345が必要で345の修め方を具体的に言っている部分だと解釈可能だ。
いずれにしても、幾度と経済は拡大しては縮小を繰り返すものであり、べての存在は「波」であり、これが金融で合っても同じである。「波」は必ずやってくる。
そして、現在も「波」の中に存在している。
上がったものは下がるし、下がったものは上がる。例外は無い。
昨今の経済いずれは必ず崩壊するであろう。
100年目のリセットになる予感をひしひしと感じるのだ。
24年始まってすぐの株高を見ての感想だ。以前に、日本バブルが来るようなことを書いたが的中しているのかどうなのかこれからだろう。
さてこの先にあるのは、世界恐慌か、アメリカの崩壊か。
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