2160年水瓶座の時代 多極化の時代へ

 エリートたちは欺瞞の達人となり、何十年もの間、大衆の注意をそらし、分裂させ、征服してきた。今度こそ、何年もの間、皆をゾンビ化させたままにしてきた計画が、目の前で崩れ去ろうとしている。大衆を団結させることは、エリートにとって最悪のシナリオだ。次の危機の到来だ。



 ―ロナルド・アーネスト “ロン”・ポール―――

 THERE'S A RUMBLING IN THE HEARTLAND, AND ANGER IS BUILDING. HARNESSING THAT ANGER AND CONVERTING IT INTO POSITIVE AND CONSTRUCTIVE ENERGY COULD HAVE FAVORABLE CONSEQUENCES BEYOND OUR IMAGINATION. It's TIME TO BECOME ENERGIZED, NOT DESPONDENT, OVER THE TRAGIC MESS THAT HAS BEEN IMPOSED ON US.


 ハートランドではゴタゴタが起き、怒りが高まっている。その怒りを利用し、前向きで建設的なエネルギーに変換すれば、私たちの想像を超えた好結果をもたらすかもしれない。今こそ、私たちに押し付けられている悲劇的な混乱に対して、悲観的になるのではなく、活力を取り戻す時なのだ。

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 国家債務は32兆7000億ドルという驚異的な額にまで膨れ上がった。議会が合意に達し 、債務上限を2年間停止してからわずか2カ月で 国の債務は1兆2000億ドル急増した。


 そして終わりは見えない。


 2023年からこの8月までに銀行が連続して破綻または、破綻危機に陥っていることはご存じだろうか?


 シルバーバンク

 シリコンバレーバンク

 クレディスイス

 ドイツ銀行

 シグネチャーバンク

 ファーストリパブリック

 ウェルスファーゴ

 チャールズシュワブ


 この原因は米国債。この利回りが上昇し、短期債が長期債の利回りを上回っているためだ。


 最悪のシナリオが始まりつつある。


 米国の利回りの上昇、これによって

 日本円は、アルゼンチン・ペソのようなハイパーインフレに突入するリスクを抱えている。

 日本円は米国債の購入に使われ、FREDのシステム公開市場勘定(SOMA)(ソフトYCC)を含め、予想以上の購入を行っている。米国はインフレ問題を抱えているためでもある。

 中国は、米国の金利上昇によって企業の成長が鈍化しているため、成長することができない。

 つまり、中国銀行は利下げを開始し、実質的に極端なQEを行わなければならない。そして実際に、8月に中国はリセッションとなり、QEを開始した。

 日本は低金利の米国債を最も多く保有している。そのため、利上げを見送らざるを得ない。日本ではインフレが急増し、通貨の切り下げが起きている。つまり、円安である。

 中国はデフレ対策としてQEを余儀なくされ、人民元は暴落する。

 どうにもできない日本は、さらにインフレ対策としてQEを余儀なくされ、円は暴落する。


 日本が利上げに踏み切れば、金融機関は米国債を手放さざるを得なくなり、キャリートレードが破綻して米国債市場が崩壊することだろう。


 FREDは利下げに踏み切るしかない。

 もしFREDがこれを行わなければ、日本が崩壊し、米国債市場はFREDによるQE、YCCを余儀なくされることになり、FREDのバランスシートは史上最高水準に達する。

 FREDがこれを行わないとすれば、このとき中国は完全に社会が崩壊する可能性がある。


 アルゼンチンのような通貨崩壊に対処するため、現地ではQEを余儀なくされ、さらに通貨切り下げが進む。

 日経平均、日本のM3供給量の調整、1980年代からますます強くなっており、日本円への信頼を失い始めていることを警告している。


 これはもはや「インフレを下げろ」という話ではなく、ソブリン債とソブリン通貨の危機が始まったのだ。

 人々が知らなければ、新たな冷戦の始まりとなるだろう。米国債の最大の保有国である日本や中国が崩壊したらどうなるだであるか。


 突如、エルサルバドルのような国々が信用をアップグレードされ、アメリカの信用はダウングレードされる。



 これは、エンドゲームだ。



 BRICSはこのことはよくわかっている。

 そして、これまで、米国によって虐げられてきた国々は、BRICDへと加入する。

 アフリカのような市場の小さな国は、自国で債券を発行することは出来ず。

 ドル建てで債券を発行する。

 これが、ドルの兵器化が起きた。

 世界は、核兵器によって均衡を保たれているのだと思ったら大間違いである。米国によるドルの兵器化。米国の裁量一つで経済を潰すも生かすも自由だったのだ。


 誰もがドル債券など持っていたくないと考えているのだ。

 

 今、大きな変化が起きた。一つ巨大な利上げだ。

 経済力のない国にとって米国の利上げによって左右されることになる。

 経済力のない国は、利回りだけで経済が叩きのめされる。

 さてここでどうするか


 BRICS通貨である。


 BRICS通貨の話となれば、「ドル基軸通貨が崩れるなんてことはない」んなんてことを思う人はいるだろう。

 BRICS通貨は基軸通貨を取り換えるものではない。


 基軸通貨が一つであると言う事は無い。


 サウジアラビアは儲からないドルペッグをやめるだろう。

 サウジは世界最大の産油国であると思っているなら、大間違いだ。

 実際には、米国が最大の産油国であり、ごくわずかをサウジから輸入しているに過ぎない。

 サウジの最大の貿易相手国は中国である。

 サウジは、すでに人民元での取引をしている。さらに多くの国とそれぞれの通貨で取引している。


 2160年までに基軸通貨の多極となるだろう。


 ウクライナ戦争は米国の悪あがきだ。


 ウクライナとロシアの歴史を知らなければ、メディアの嘘にたばかれ続ける。


 ウクライナとはRussiと呼ばれていた土地で、その土地の住民をRusssianである。

 つまり、ウクライナ人とはロシア人である。

 このRusssianが東方へ進出することでMuscovが出来、このMuscovの人をMuscovyと言うのである。

 

 ここのルーシが何度もプロイセンの脅威にさらされていて、次第にその支配を奪わわれ、100年ぶりぐらいに支配力を取り戻したのが、WW2のあとのソビエトである。

 

 2014年にプロイセンナショナリズム政党によってクーデターが起きたのは、よく知られているはずである。


 そして、Russiにもどるが、Russiの王がルリキッド家で子の紋章がウクライナの国章に用いられている。

 ロシアといえば、ロマノフ家が良く知られているが、ルリキッド家の分家である。


 ロシア人にとって、ウクライナとは、日本人にとっての京都や、奈良と同じであるということは知っておくべきことだ。


 そして、ウクライナ国民はほとんどがロシア人であるという事。

 そして、ウクライナのクーデター政権は、プロイセン人政権であるという事を考えねばならない。


 プロイセン人とロシア人は仲が非常に悪い。


 ウクライナで、本当は何が起きているのかがわかるだろう。




 エリートたちは欺瞞の達人となり、何十年もの間、大衆の注意をそらし、分裂させ、征服してきた。今度こそ、何年もの間、皆をゾンビ化させたままにしてきた計画が、目の前で崩れ去ろうとしているのかもしれない。大衆を団結させることは、エリートにとって最悪のシナリオだ。


 これは、次の危機の到来だ。

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