ビジネスは強い者ではなく●●者が勝つ

最初に結論を言います。

ビジネスは強い者ではなく「他人の力を上手く借りれる者」が勝つ


まずあなたに知ってほしいことは

ビジネスは勝者が大金持ちになり

敗者は借金地獄になる


食うか食われるかの勝負

つまり「ルールがある戦争」です


もっと言えば私たちの人生も

平和な日本ではあまり実感がないですが

生きるか死ぬかのデスゲームであり、

さらに「個人戦ではなく団体戦」です


だからこそ武術の達人でも

10人の敵に一斉に攻撃されたら

簡単に負けてしまうように、


ビジネスも自分に足りないものを

努力で克服するのではなく


如何に上手く多くの人や

強い人の力を借りれるかどうかが

勝敗を大きく左右します。


それでは小説における、

多くの人と強い人とは何か?


もちろん多い人は読者

強い者は出版社の編集者です


そこであなたに質問です。

あなたは小説を書く時に

何を考えながら書いていますか?


おそらくほとんどの人が

どうすれば自分が思い描いている

世界や物語を上手く表現できるだろう?


またはこの小説を通して世の中に

自分の才能を認めてもらいたい

と考えていると思います。


つまりこれって自分が幸せになることしか

考えてないってことですよね?


先に結論を言います。

これがあなたの小説が読まれない原因です


前にも書きましたが人間には

「返報性の法則」があり、


自分を喜ばせてくれた人に対して

何かお礼をしたくなる習性があります


あなたが流行りの要素を無視して

読者が求めていることを全く考えず

自分が書きたい小説を書くことは


校長先生の有難いお話や

先輩や友達の妄想・自慢話のように

誰も喜ばないことをしているから


「★を入れて応援します!」

「書籍化させてください!」

と協力者が現れないのです。


それでは人気作を書いている作者は

何を考えているのでしょうか?


それは「このエピソードを書くことで

読者はどう思うだろうか?」


「どうすれば読者が喜ぶだろうか?」と

「自分と読者両方が幸せになる」

ことを考えながら書いている。


その気持ちが

「第1話からでは遅い

タイトルやキャッチコピー

から読者を楽しませよう」

という考えに繋がり、


「あ、これ自分が好きな

 タイプの小説だ!」と読者が

一目で分かるものをつけ、


さらに第1話やプロローグ、第1章

までに出オチやエロ釣りを使って

読者を満足させたから★が増え

人気作になることができたのです。


あなただって小説を書き始めた頃は

読者を楽しませたい、感動させたい

と思って書いていた。

人気作の作者と同じだったはずなのに


「でも、そのやり方が分からないから

 自分が書きたいものを書こう」

と自分の都合を優先させてしまった。


読み合い企画への参加や宣伝をして

応援してくれる人を増やす

努力をしている人もいると思いますが


「注目の作品」に比べると

あまりにも宣伝効果が低くて効率が悪い


さらにタイトルやキャッチコピー

など読まれる工夫がされていないので


毎日★が入り続けるサイクルや

次の読者、応援してくれる人の

獲得に繋がらないから浮上できない


そして書籍化を決める編集者が

★数>フォロー数である

あなたの小説を見て、


「何だ。面白いからではなく

 営業で★を買ってただけか

 これじゃあ書籍化しても売れないな」


と結局読むことなく、

ブラウザバックされてしまうような

間違った努力をしていた。


ただそれだけ、あなたと人気作が書けた

初心者との違いはこれだけなんです。


あなたの小説が読まれなかったのは

書籍化できなかったのは、

偶然や運が悪かったわけではなく、


自然の摂理通りの現象が起こった、

全てちゃんとした理屈がある

必然の結果だったのです。


別に自己満足の小説を書くな

と言っているわけではありません。


自分だけではなく読者や

編集者も喜ぶように知恵を絞れ、


書きたい小説と読まれる小説を

両立させろということです。


「でも難しくない? 面倒臭いよ」

と思う人がいると思いますが、


その難しいことができる人のことを

世の中の人はプロと呼ぶんです。


他の人が面倒臭くてやらないことを

やれることが競争において勝利に繋がる

才能や個性となるんです。


でも自分が書きたい小説で

人気作になっている人もいるじゃん

と反論する人もいると思います。


断言します。それはただのマグレです

その作者が適当に付けたタイトルや

キャッチコピーがたまたま読者に


自分が好きなタイプの小説だと

分かりやすいものになっているだけです


おそらくですがその作者の次作・前作は

大した評価を得られていないはずです


それではまとめます。

好きなことで稼ぎたいなら

実現するためには誰の力を借りる

必要があるのかを最初に考えましょう。


書籍化ならもちろん出版社と

編集者の力を借りることが必要で

そのためには多くの読者の力を借り

★を入れてもらう必要があります


そのためには流行りの小説を意識した

タイトルやキャッチコピーをつけるなど

読まれる努力をする必要があります。


気づきましたか?

小説の面白さは直接は関係ないんです

あくまでも小説を手に取った人の

離脱率を下げるだけのものなのです。


もし今あなたが頑張っているのに

思うような成果が出ていないなら、


あなたが今やっていることで

誰が喜ぶのか?


必要な人の力を借りることに

繋がっているかを見直してみましょう

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