裏話①
〜雪の報告書〜
書き出しを見てその内容に少し困惑するが、それを気に留めない様子で、
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僕の報告日記! 2045年7月9日(日)
まず初めに自己紹介をしとくよ!
僕の名前は
みんなよろしく〜
え?報告日記で自己紹介って変だって?
そんな事気にしない気にしない!
あ!今渋い顔したでしょ!
分かっちゃうんだよね〜そういったものって!
今日は報告だけどやっぱり楽しく読みたいでしょ!
というわけで、僕が今から語りながらお話してしんぜよう!エッヘン
まず、えっとね〜僕の友達にはね〜
そう!ズバリ!幼馴染の
すごいでしょ〜羨ましいでしょ〜エッヘン
神様とかは忙しそうだし、そんなに友達とかいなさそうだもんね〜クスクス
そうそう!幼馴染の
まず
当時は両親のつけてくれた名前と全く同じ漢字の名前って所に、ビックリしたものだよ〜うんうん
その縁もあって仲良くなったんだけどね〜えへへ
今では幼馴染として一緒にいるけど〜
ちょっとひどい!身長だって高いし、ぶーぶー
まーそれは置いといて〜次は
まず〜中学の時に会ったんだけど!親友になった
なんだか自然と引き寄せるタイプなのかな〜?
常に変な幽霊さん達を連れて歩いてるんだ!
面白いから僕も近くに行くんだけど…
僕の事怖いのか〝みーんな〟逃げちゃうんだよね〜シクシク〈泣〉
でも、初めて
死神さんがついてて今にも死にそうだったからね♪
なんか目に入ったから可哀想で追っ払ったけど、どうやら複数の神様に取り憑かれてるっぽかったよな〜
全能や時空の神当たりの
運命を捻じ曲げられた様だったから、僕本当にびっくりしちゃった!
そこの所、神様も何か知ってるのかな〜?
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〝パタン〟
そこまで書くと一度本を閉じた
目の笑ってない笑顔をしながら、見えないはずの僕に目を向けた
しかしすぐ優しい笑顔になると再びペンを持って黒いノートを開く
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え〜と、じゃあ続きを書くけど〜
そんな出会いから早いもので高校生デビュー!
え?はしょりすぎ?気にしない、気にしない!と首を横に振っておこうかな〜なんちゃってクスクス
ま〜そんなこんなで僕ら三人、みんな同じ学校に行く事になったんだよ〜ちょ〜嬉しい!わいわ〜い♪
でも一ヶ月ぐらい楽しかったのに、不良の親玉とか言われてる同級生の
だから僕、その
まーでも彼は気にしてなくても、他は違うみたい!ガーン
仕方ないから
僕の知らない所でしてる事も〜悪口も〜
ぜーんぶわかっちゃんだよ!ニヤリ
あ!これって神様権限の
バレたら頭硬いのに怒られそ〜アセアセ
うん!よし!今のは忘れて見なかった事にしといてね神様!
まーそんな訳で、覗き見して調べて見てるとね〜
・・・僕は彼らの行為、絶対に許せないよ、、、プンプン〈怒〉
な〜んて真面目な雰囲気の僕を出して見たりして〜
どう?どう?怖かったかな今の!くすくす
僕だって、コレぐらい使い分けられるんだよ〜、ニマニマ〜
まー言ってる事は本当の事だからさ!キリーン
だから僕は放課後たまに残っては、
〝バチン〟
いった〜い!今書いてる最中なのに神様に殴られた〜シクシク
もう、分かってるよ〜ちゃんと続き書きますよ〜
ま〜色々あったんだけど〜
そんなある日ね、、、
あんなに可愛かったのに、酷い事する人間もいたもんだよね、、、
まーあの猫の本体は神格化してたし、仮の姿だったみたいだから完全に死んではないんだろうけどね〜
でも酷いよね!僕本当に怒ってるんだよ!ぷんぷん
まーでも一番傷ついてるのは
決めた!この事については僕は何も言わない!
って事であんまり詮索しちゃダメだよ神様?
でも、流石に次の日に学校に来た
学校ではいつものように
僕ら神は盟約を破れないからね〜ウルウル
え?そんな目をしてもルールはルール?
チェ、いいやい!
え〜と続き続きっと
アレからも〝いじり〟は続く、、、
今日はたまたま
んむー〝理不尽すぎる〟と思うな〜やっぱり
そう思いながらも僕は
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「・・・」
無言で見つめる僕に
しかししばらくすると再び黒いノートにペンを運んだ
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え〜とその昼休みは
このゲームは〝主に
本当よく考えたよねこんなふざけたの〜
そんな
・・・彼もなんだか力を持っているみたい…
見た感じ本調子で使えないみたいだね!
なんか彼の罰ゲームは、言ってる意味はめちゃくちゃなのにみんなに伝わってるみたい!
僕ややこしいのは分からないけど!何故かみんなのように恐怖を感じないんだなぁ
・・・あ!なんとなく分かっちゃった〜
彼はこの遊び自体を流そうとしてるんだ!僕ってあったまいい〜
いや、そんな白い目で見ないでよ…
ふむふむ、なるほど彼の力もそっちの方向へと誘導してるみた〜い、おもしろ〜い!くすくす
あ!やっぱりみんな鬼ごっこ辞めちゃったみたいだね〜
お〜ぉ!今日は罰ゲームもなしか〜
・・・鬼ごっこ終わったらみんな凄く酷い顔してる〜
笑いが込み上げてくるね〜いい気味!に〜
おっと、つい笑顔になっちゃうよ〜
みんなが去った事だしヨシ!
「く〜れ〜は〜!やり方はアレだったけど、
ありがとうね♪」
よ〜し!お礼も言ったし、そろそろ僕もきょ〜しつにも〜どろっと!
って事もあったんだ?
ん?神様どうしたの?
え〜やだよ〜疲れたし、また今度気が向いたら書くよ!
じゃあ、ま〜こんな感じでそろそろ書き疲れたので、終わることにするね〜
また僕の事知りたかったらこの、え〜っとなんだっけ?
そうそう!ほう、こく、しょ?っての楽しみに待っててね〜
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「よーし!かーけたっと!」
と
僕はそれを見届けてから再び〝あの場所〟へと戻るのだった
…ってコレ
そんな疑問を僕に残しながらも、誰かと会話が成立してる不思議な報告書を盗み見した僕は静かにその場を後にした
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