第7話 ありがとう。

「「バースト発動!!!!!!」」

2人の剣は強くこれまで以上に強く光だし、

「「超バースト発動!!!!!!」」

体にまとわりつくオーラが金色に光出した。

2人はハイムのところに行く。

雅也、梨沙は交互にハイムを攻撃する。

ハイムは2人の攻撃の速さに身を守ることしかできない。

雅也がハイムの剣をはじき飛ばした。

「決める。いくぞ、梨沙!」

「うん!」

2人の超バースト発動でものすごいパワーが伝わってきたハイム。

「なんだその力は・・・でも私はまだ・・・」

ハイムは手から火の玉をたくさん出した。が2人はそれを上手く避けていく。

「烈黒一閃」

「烈火一閃」

2人はこれまで使ったことのない技を使う。

2人の剣はハイムの首に入っていく。

「まだ私は・・・死にたくない・・・」

ハイムは言ったが2人は

「いっけっっッ!」

首が飛んでいく。

ハイムの体はその場で倒れた。そして、ハイムはだんだん消えていく。

「「はぁはぁはぁ」」

2人は息切れになっていた。

「ほぉ、なるほど。」

ナイラはそう言うと、穴の空いた天井から逃げて行った。

「待て・・・。」

雅也は息を切らしながらも言った。

「シン!」

梨沙はシンのところに行く。

「よくやったな梨沙。」

雅也もシンのところに来た。

「雅也も。もう俺はここで終わりだ。」

シンは最後の力をふり絞る。

「嫌だ!嫌だ!私はまだシンに教えてほしいことたくさんあるのに・・・」

梨沙は泣きながら言うと、シンは

「梨沙には全部教えた。教えるのはもう何も無い。泣くな。」

と言った。

「雅也。お前にはこれを渡す。」

そう言って、シンはポケットからペンのようなものを渡した。

「これは・・・?」

「これは・・・まあ時間がある時見ててくれ。きっとお前たちの役に立つだろう。」

雅也はシンの渡した物を受け取った。

「そろそろ向かいが来たようだ。最期に俺の願いを聞いてくれないか。」

「うん」

梨沙は頷く。

「[GAME]を倒してくれ。」

シンの願いに雅也と梨沙は

「分かった。」

「うん。」

[終わりの復讐]の目的は[GAME]討伐だ。

2人は即答した。

「後は頼んだ。」

シンはだんだん意識が遠くなっていく。

「ありがとう。」

シンは最期の言葉を伝えて、息を引き取った。

2人はたくさん泣いた。

カミザもアンジェも既に息を引き取っていた。

シンの願い、いや、[終わりの復讐]の目的を果たすために2人は動き始める。


[GAME]を倒すため。


みんなの願いを叶えるため。


雅也と梨沙は動き始める。


新たな冒険へと。

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