作品名：「PITCH LEVEL　例えば攻撃がうまく行かないとき改善する方法」

ジャンル：専門書　

作者：岩政大樹

　初版発行　2017年

注：　かしこまりこさん主催　花金　お題：サッカー　参加作品

【紹介文】

　短期間、茨城県に居住していた時。

　夜中に書店に行くと、大きなポップで”県民手帳入荷！”と書かれ大量の平積みになっていた手帳の隣に、やはり平積みになっていた本でした。

　岩政大樹さんは、元日本代表。鹿島アントラーズの黄金期に活躍していたDFです。

　ちなみに、私はアントラーズサポーターでは決してありません。

　なので、買うつもりもなく冷やかしにパラパラとめくったのですが・・・

「判断に必要なものは何か。選択肢である」

「ラインの高さで「いい」とか「悪い」とか評価されるものではありません」

　などの言葉が目に入ってくる。

　そういうわけで、ついつい買ってしまいました。

　この本、目からうろこが落ちるような内容が多く書かれています。

　海外の一流監督がどう違うのか。

　考え方や姿勢や動き方。

　どれも、いままで聞いていた情報とまったく違う視点で書かれています。

　内容はサッカーについて書かれているのですが、そのままビジネス・・・ひいては人生に役に立ちそうなものも多いです。

　とても素晴らしい本です。

　岩政さんは、現在は大学サッカーの監督兼教授のようですね。

　日本代表にだったからと言って、解説者やJリーグの指導者になれるとは限らない。

　サッカー選手のセカンドキャリアは、なかなか大変のようです。

　J１～３まですそ野が広がったとはいえ、引退後は就職難に直面するのかもしれません。

　こんな素晴らしい理論を持っている指導者なのですから、今後さらなる活躍を期待しております。

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