333話 助っ人
「カイト達には王都に行ってもらいます。」
「なんでまた急に?」
「北部の事件覚えていますか?」
「まあ、当事者だしな。」
「私はカイトから聞いただけだから少ししか知らないけど。」
「あの時勇者を守るために暗部を含めた特殊部隊が近くにいたんですけど、魔族のせいで壊滅したらしいんですよね。なので、助っ人として行ってきて欲しいんです。期間は2ヶ月ほどです。」
「2ヶ月か、暗部って暗殺とかやったりするのか?」
「暗殺は滅多にやる事は無いそうですよ。基本的に情報収集ばかりだそうです。」
「いつもやってる事と変わらないか。」
「そういう事です。」
「別にいいけど、何か絶対ロクな事が起きない気がするのよね。」
「2人がいれば大丈夫です。」
「もう1人は?えーっと、ピーターだっけ?」
「ピーターは今王国を離れています。Sランクパーティが複数で動かないといけない事件が起きたらしくて。」
「大事件じゃない。外国の情報なんて入ってこないし、知らなくてもしょうがないわね。。」
「お前は引きこもってるだけだろ。」
「ひ、引きこもってなんかないし!みんなが外に行きたそうだから私が中の用事をやってあげてるだけだし。」
「休日に部屋の外にすら出ないヤツは引きこもりって言うんだよ!このヒッキーめ!」
「ヒッキーって言うな!?」
「ハイハイ、仲がいいのは分かったので、話を進めていいですか?」
「「仲良くないから!」」
「…息ピッタリじゃないですか。」
「はぁ、それで俺達は向こうで誰の指示に従えばいいんだ?」
「多分殿下とその直属の部下の方から直接指示が行くと思います。詳しくは向こうで聞いてください。」
「接触は向こうからしてくるのか?」
「はい。王都邸で待っているようにと言われました。」
「分かった。」
カイトとサキはすぐに学園都市を出発し、王都へ向かったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます