第3話 「それが君だとしたら」

「それが君だとしたら」


 何か一つでも

 大切なものがあれば

 僕は生きていける

 それが君だとしたら

 なお嬉しい


 何か一つでも

 幸せが見えるなら

 僕は耐えていける

 それが君だとしたら

 なお嬉しい


 君に見せたいのは

 どこまでも続く

 青い海の道だ


 君と歩きたいのは

 どこまでも静かな

 青い夜の果てだ


 何か一つでも

 守るものがあれば

 僕は強くなれる

 それが君だとしたら

 なお嬉しい





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る