第3話
カツカツと3人の足音が響く。
大理石で作られた通路は整然と並んだ蝋燭の灯りで照らされていた。
5分もかからずに広間についた。
そこには祭壇のようなものがあって、いくつかの宝石が飾られていた。
「綺麗」
あやのが無意識に手を伸ばそうとすると、どこからともなく声がした。
「これは勇者様、よくいらっしゃいました」
声の方を振り返ると1人の老婆がいつのまにか立っていた。
「あなたは?ここはどこですか?」
学は老婆に尋ねた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます