怠け者一般人の日常

てhand

5月5日 こどもの日

ゴールデンウイーク最終日だった。

目が覚めると体が動かなかった。

布団の中でしばらくうずくまる。大体2時間くらいだっただろうか。


「明日から仕事があるのがしんどすぎる。あんなつまらない奴らと一緒に作業をするのはまるで監獄の中に行くような気分だ。」


そんな言葉を口にしながら、憂鬱な気持ちになっていた。


そして、メジャーリーグのエンゼルスvsレイズのテレビ中継を見るために寝室のある2階から階段を下りた。


パンを口にしながら、テレビをつけるとレイズが1点を先制していて、打席には大谷翔平選手だ。


「迷わずに駆け抜けろ伝説の幕が開けるさあ気持ちこめて進め狙い定め飛べ大谷夢の向こう側へ かっ飛ばせ大谷」


歌いながら応援した。

相手は161.9kmの速球を投げてくるサウスポー。中々打てる投手ではないのだ。

レフトへ大きい当たりだった。


「お~、いけ~」


そう叫んだが、打球は一歩及ばず伸びなかった。


3回の第2打席まで試合を見た。結果はセンターフライ。これは高めの球を打ったが、凡フライだった。


一旦、録画していたラブライブサンシャインの映画を視聴。途中からだ。

Saint Snowが出てきた。どうやら東京に姉のための卒業旅行で来ていたらしく、沼津の海へやってきた。Aqours2年生と1年生メンバーで歌を披露した。

だが、姉の聖良にダメ出しをされたのだ。

そして、マリママが出てきた。どうやらAqoursの3年生メンバーが行方不明になり連絡も取れないというのだ。

そこで向かったのはイタリアだった。


また、チャンネルを野球に戻した。

レイズが2-0とリードを広げていた。そして、またチャンスだった。

打者が捕手のズニーノに変わり筒香

投手はシーシェク。右のサイドスローだ。


「筒香にとってみれば一番得意なタイプ。こういう投手打てなきゃもう出番ないぞ」


そういいながら打席が始まった。


「さあ打て筒香飛ばせ空の彼方横浜に輝く大砲かっ飛ばせホームラン GOGO筒香」


応援歌を口ずさんだ。結果は外に逃げるツーシームかシンカーかに空振り三振だ。


「WBC2017のリベンジを果たす時だと思ったのに。」


こちらとしても悔しかった。

そして、さらに驚くような継投をしてきた。

筒香を打ち取った後、左のサイドスローに投手を交代した。


「筒香舐められていたのか」


思わずそう口にしてしまった。そして、変わった投手はレイズに打たれてリードを広げられた。

それ以降は見ていない。


そしてドライブに行った。

車を運転するのは面倒くさくて嫌いなのだ。

だが、気持ちが晴れない。


「明日から仕事だ。あの会社だけ隕石落ちないかな」

 

そんな言葉を口にしながら30kmくらい離れた県境に行った。小学生の時に課外授業で行ったキャンプ場で思い出に浸った。


「こんな施設だったかな。閑散としてる中にも電気がついていて工事してる人いるじゃん。」


車を停めると、同時にホークスファンの自分は野球の速報を見る。負けてる。


「また先発が打たれた。打線も拙攻かよ。」


何度口にした言葉か分からない言葉が出てくる。

巨人vs広島の試合がNHKでやってるので道を真っ直ぐ走り帰ってきた。


1-0で巨人リードの六回だったかな。松山選手がキャッチャーゴロ。


「広島も緊張症だな。」


得点圏まで走者は進むけど、タイムリーを打つ人などあまり見ない。

次の回、羽月選手がセンターフライを見失いジャイアンツが貴重な追加点。


「太陽相当眩しいんだな。自分なんか太陽にあたることなんかまずないけど、外は外で嫌なものなんだね。」


そんな独り言がでた。

裏の回丸選手がボールを見失いながら最後は尻もちをついてアンダーハンドでキャッチ。


「プロはすごいな。経験て大事なんだな。」


丸選手はカープに10年以上在籍していたこともある。

慣れた雰囲気でもあった。

だが、その選手でさえあんな風に取るくらい難しいのかとも思った。

結局最後までダラダラ見た。

櫻井選手とクロン選手の甘いコースを打ち損じで応じる対決も見ごたえがあった。

どでかいファウルもあった。だが、追加点も入り


巨人4-0広島


終わってみれば危なげなく巨人の勝利だ。

今の広島は状態が悪い。巨人も抑えがいないから投手を何とかやりくりしている。でも勝てれば大きい。


夕食は近江牛だ。ふるさと納税で買ったものだ。

大きいのを二枚食べた。


「噛んだ瞬間じゅわりと旨味が出るー」


すき焼きはアメリカ牛と栃木県産の牛だ。


「やっぱり違う。国産でもブランドものとそうでないものはね。そして国産と海外産でもね。」


食べ終わったら散歩に出かけた。

プロ野球がどこに節目があるか考えながら歩いた。


「一巡目。二巡目。GW。交流戦。オールスター休み。お盆。」


考えを巡らせながら歩いていると大便が出たくなった。我慢はできないが、近くにコンビニやトイレが無かった。

尻を出し、大便をした。いわゆる野○だ。


帰ってきて、振っていたバットを取り、何とかばれないようにトイレに座った。もうほとんど出ない。

お尻をふいた。


その後、アニメを見た。


「スライム倒して300年。ひげひろ。プリチャン。幼馴染みが絶対に負けないラブコメ。何を見ようかな。」


順番的に前者と一番後者がもうすぐ一週間たつのでそれにした。

じっとそれぞれを見た。

どちらもキャラクターがかわいい。


そんなこんなで風呂に入ってワースポMLBを見て、寝たのだ。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る