第9話 宝くじの使い道

Q 44歳 男性

職場の人から、誕生日祝いとして手渡された宝くじ券が当たっていました。


普通のサラリーマンでしたが、いきなり億万長者になりました。

私は、特に物欲も無いし、食欲も並みだし、お金の使い方が分かりません。

先日、スーパーでカップラーメンを2週間分買い溜めしましたが、そのくらいのことしかできません。当たり券をくれた方に返そうと考えましたが、その方は急にリストラされて、今はどこにいるのか分かりません。きっとお金に困っていると思います。

よく、大金を手にした人は不幸になるとか、生活が否応なしに変わり、周囲から浮くみたいなことを聞くので、ちょっと不安です。

どこかに寄付するか、竹藪に捨てるか考えたものです。

神様は何でこんな無欲な私に、お金を与えたんだろうと悩みました。

大金があっても、仕事は辞めたいと思いませんし、今のままの暮らしで充分です。

じゃぁ何で、質問するんだって感じですが、大金を手にしたことで漠然とした不安を抱えています。どうしたら、この不安を払拭することができますか。





A 私にください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る