第3話 勉強が嫌いです!
Q 中学校2年 男子
こどもの日なのに、GW中の宿題をやれと、親にしつこく言われてムカつきます。
僕は勉強は好きじゃありません。できたら、適当にやり過ごしたいと思っています。
親は僕の顔を見れば、勉強しろ、勉強しろとうるさいです。
どうしたらいいですか。
A
相手の過剰な主張を止めることは簡単です。
それは親でも同じです。
正し、行動力が必要となります。
こちらに質問をしたくらいですので、あなたはできると思います。
両親の実家へ行き、お爺ちゃんお祖母ちゃんから、両親の小学校からの成績表を見せてもらいましょう。
優秀ぶっている両親も、必ず苦手な教科や活動分野があったはずです。
しょうもない評価・評定・コメントを得ているものがあったら、カメラで写真を撮りましょう。成績表が破棄されている場合は、お爺ちゃんお祖母ちゃんから両親の失敗談を聞き、録音しましょう。
スマホを持っているなら、撮ったもの録音したものの一枚、一部を両親に写メールしましょう。これで、あなたは親の弱みを握りました。
次は駆け引きです。
駆け引きは生きていくために必要な能力です。悪いことではありません。
勉強しろと言われたら直ぐに、親の成績表を本人に送りましょう。
これを繰り返しているうちに、過去を忘れていた両親は、勉強や学校生活で思い悩んだ日々を思い出します。
しばらくすると、「勉強しろ・・。まぁお父さんもお母さんも、勉強は苦手だったからね。やる気が出たらやろうね。」と言い方がやんわりしてくるでしょう。
しかし、全教科オール5で超優秀な親もいます。
そういう親には、「頭がいいのに、勉強しろの他に言い方はないのかなぁ。それしか言えないなんて何だか残念だね。」と伝えてみましょう。
幼少期からできないことは無いと信じている優秀な親は、子供の為に猛烈に修正するでしょう。
これで、目の前の勉強プレッシャーは低くなりますが、人生の勉強からは逃れられないということは肝に銘じておきましょう。
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