土砂降りの朝

ぬれりふれ

第1話 目覚め

...つっ........んー......


唯斗「わっ...寝ちゃってたか...ってか!めっちゃ雨降ってるやん、」

そう言いながら外に干してあった服を家に取り込もうとしてたとき、


「ジリリリリリン」

唯斗「わっ!電話か、」

「ガチャ」

唯斗「もしもし」


電話をかけてきたとは唯斗の唯一の肉親である姉の和葉だった。


和葉「タクハイお願いしたいんですけど」

唯斗「姉貴?何言ってんの?」

和葉「スパゲッティ1つと...

ケーキと...

テリヤキチキン1つで」

唯斗「何ふざけてんだよ、注文独特すぎるやろ笑」

??「何してr...」

「ブチ」

唯斗「姉貴?!」


唯斗は何か胸騒ぎがした。そして気づいた時には土砂降りの雨の中姉の家に走って行った。

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