第4話野良猫

誰の目も気にしない

わがままと言われれば否定しない

義務にとらわれず

ただ腹が減れば

えさを探して食べるだけ


晴れた日はうとうと日向ぼっこ

雨の日は車の下で雨宿り

信心深い訳ではないが

宗教の垣根を越えて

教会、神社、お寺に顔を出す


そんな自由気ままな野良猫が

私の前を歩いている

時々、うしろを振り返りながら。

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